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電気・ガスより薪 [トピックニュース]

 先日、下北沢のピーコックの2階にある100均に行ったら、閉店セールで大方の棚は空っぽ。買いたかった商品は影も形もなかった。

 次はあそこはどうなるんだろうと思っていたら、またもや100均になるらしい。それも大手のキャンドゥ。

 アメリカでは1ドルショップにお客が集まってると聞いたが、日本の100均は円安とエネルギー価格高騰のダブルパンチで経営が難しいとニュースで言っていたような・・・。

 それはともかく、最近になって物の値段が上がったことを実感する。

 「10月になったらもっとすごいことになるんじゃないの?」スーパーでそんな声が聞こえてきた。

 フランスでは冬場の電気やガスの供給不足が危惧されているせいで、煙突掃除の依頼が急増しているそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはルネさんのお宅。やってきたのは煙突掃除のスタッフ。早速、暖炉の煙突掃除が始まりました。

 ということはつまり、ガスや電気ではなく薪を使って暖房する計画のようです。

 「去年、暖炉に切り替えたところ200ユーロの節約になったんですよ」

 それで今年も暖炉にしたわけですね。

 こういう人はルネさんだけではなさそうです。というのも、2週間ほど前から掃除の依頼が殺到し始めたからです。

 「例年と比べて信じられないくらい増えました」と作業員。

 この急増は急激な気温の低下のせいというだけでは説明がつきません。やはりエネルギー費用の高騰が原因としか考えられません。

 こちらは煙突掃除を一手に引き受けている会社。ひっきりなしに依頼の電話が入ってきます。今年中は予約でいっぱいなため来年に持ち越すものもあります。

 「この10年間にないくらいの受注です。しかも皆さん至急のご依頼ばかり」と女社長。

 安全の観点から、暖炉は使用する前に必ず煙突を掃除することが義務付けられています。

 料金は約1時間の掃除で一回55〜85ユーロ。

 掃除が完了したら薪を入れて火を付けます。どうも薪の方が安いらしい。

 しかし、需要が高まれば物の値段は上がります・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼と一緒に布団の中で暖まっていると、彼がプゥ〜とやらかした。そして言った。『冬だもん、ガスで暖房しなきゃあね』」

VDM(Vie de Merde)より


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