夜の国際農業見本市2020 [パリ]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みします。
さて、今日から3月。近くのスーパーに買い物に行ったら、トイレットペーパーとティッシュペーパーの棚が空っぽ。
ドラッグストアも同じ。いつもいっぱいに並んでいる棚は見事に空っぽ。
先週の今頃はそんな兆候は微塵もなかった。水曜日あたりも特に気にしてなかった。となるとここ数日の間の出来事のようです。
ニュースで聞いてはいたものの、実際に目にすると情けなくなる。人というのは過去の過ちからは何も学ばないらしい。
それはともかくとして、フランス最大の農業見本市は予定どおりこの日曜日まで開催されるようです。
本日は、お客様のいなくなった夜の会場の様子を見せてもらいましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年2月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
入場者がいなくなった会場。動物たちにとっては安らぎの時間。雌牛の首から重たいベルを外してやります。
昼間はお客さんでごった返している通路ですが、そこを通るのは干し草を運ぶ運搬車。動物たちの大切な食料ですもんね。
「朝の2時くらいまで色々とやることがあるんですよ」と参加者。
と、そこへやってきたのが雄牛。迫力ありますねえ〜。
「昼間は繋がれてじっとしているので、この時間は歩かせることにしてるんです」と飼い主。
飼い主さんたちは休む間もないですね。昼間は入場者のおもてなし、夜は動物たちのお世話。
でも、こんなことをして楽しんでいる人たちもいます。ラグビーの紅白戦???なんかちょっとやり方もルールも少し違ってるようですけど・・・。
そして、こんなことをしている愉快な人たちもいます。
「皆、動物を育てることに力を注いでいる人たちばかりなんです」と参加者。
見本市では獣医さんも活躍します。
「できるだけ動物たちのストレスを少なくしてやりたいんですよ」と獣医さん。
動物たちのお世話が一通り終わった真夜中。やっと飼い主さんたちのお食事タイム。
こちらの方、ポトフを食べることにしたようです。どうもブルターニュの牛を使ったポトフらしい。美味しそうですね。
「ちょっとバカンスみたいでしょ」と参加者。
確かに、夏のキャンプ場で見かける食堂みたいです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、パリの地下鉄で、ハイキング用のリュックから飛び出していたトイレットペーパー一巻きを盗まれた」
VDM(Vie de Merde)より