城めぐり [トピックニュース]
皆さま、あけましておめでとうございます。
大晦日の夜、シャンパーニュをいただいた。栓がなかなか開かないなあと諦めかけた頃、パ〜ン!と天井までぶっ飛んで落ちてきた。やっぱりこうやって開くんだあ〜、と久しぶりに感動した。
さて、新年の始めは欧州の最も美しいとされるお城のいくつかを訪ねてみましょう。
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霧の中から現れたのはレガレイラ宮殿(青印)。
ここはポルトガル南部のシントラの森。今の姿が出来上がったのは20世紀初頭のこと。建物と庭を合わせると敷地は4ヘクタールにも及ぶそうです。
庭にはこんなものがあります。地下深くに作られた塔。ここを降りていくと底は洞窟になっています。そのまま進んでいくと池にでます。なんだか迷路かテーマパークのよう。
シントラの森にはあちこちにお城があるとか。ここはペーナ宮殿(赤印)。
カラフルな宮殿はかつてポルトガル王の住まいだったそうです。中には寝室が40室、リビングが15室、浴室が20室もあり、大きな宮殿のようです。
しかし、広さからいうと、もっと大きなお城がプラハにあります(緑印)。
プラハ城の敷地はなんと9ヘクタール。一度に全部を見て回るのは難しいので、こちらの建物に絞って見学してみましょう。
ここには王冠が展示されています。使われた宝石の数は96個。最初の所有者はマリア・テレジアでした。王冠をつけた肖像画があります。
宮殿の敷地内には教会もあります。りっぱなパイプオルガンやステンドグラスも備えてあり、これは大聖堂と呼ぶべき建物ですね。
年間250万人あまりの観光客が訪れる一大観光スポットになっているそうです。
最後はベネツィアのこの宮殿。
サンマルコ広場を取り囲んでいる建物のようですが、名称と正確な場所は不明。観光客に聞いても「知らない」の一言。何しろ個人が所有している宮殿のため一般には公開されていないそうです。
今回は特別に中を見学させてもらえました。ここはサン・マルコ寺院の管理人が事務所兼住まいとして使っていた部屋。
1831年、この宮殿は修復することを条件に保険会社に売却されました。その修復工事の最中にこんなお宝が見つかりました。400年ほど前の壁画だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、祖母に新年の挨拶をしようと電話をかけた。電話がつながった瞬間に『おばあちゃん、あけましておめでとう!』と言ったら祖母が言った。『ああ、またかいな』」
VDM(Vie de Merde)より