ミモザ開花2023 [プロヴァンス地方]
昨日の東京は思った以上に冷たい北風が吹いて、暖房の効いた室内の心地よさが身にしみた。暖房ってありがたい。
さて先日、近くの公園を横切ったところ、富士見ポイントから雪をかぶった富士山が見えた。
そして梅の木にたくさんの小さな芽が付き始めた。これが少しずつ膨らんで小さな花になる。
あちこちの木で開花が始まると梅のほのかな香りがただよってくる。開花は今月末あたりかな。
日本ではそんな梅の季節を迎えるが、フランスではこの花が開花しはじめました。
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
遠くに見えるのは富士山ではなくアルプスの山々。それを縁取るかのように風に揺れている黄色い花ミモザ。
ここはコート・ダジュール。いよいよミモザが咲き始めました。
青い空に黄色の花。なんだかウクライナの国旗みたいですね。山全体が花で覆われているように見えます。
「ミモザの黄色がとってもキレイですねえ。ちょっと遠かったのですが、ここまで見に来ました」と女性。
「私は写真に撮ろうと思ってきたんですよ」と男性。
こんなに華やかで美しい風景なら写真に撮りたくなります。
こちらはミモザの栽培農家。早くも収穫が始まっていました。
赤いジャケットとミモザと青い空。やっぱり南仏は色と光に溢れています。
昨年の夏は各地で干ばつに見舞われましたが、ここではそんな影響はなかったようです。
19世末、オーストラリアからこの地に運ばれてきたミモザ。南仏の気候にすっかり馴染んで冬の山々を黄色に染めていました。
開花は2月末まで続くそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、6才になる娘が2才の妹に色を教えていた。『これは黄色。ママの歯と同じよ』」
VDM(Vie de Merde)より