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週末はサン=ジャン=ドゥ=リュズで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランスのバスク地方のリゾート地サン=ジャン=ドゥ=リュズ(Saint-Jean-de-Luze)を旅します。

 パリからは高速列車で4時間半足らず。では出発!

Paris_StJeanLuz.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月29日に生放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらが今日の旅人さん。電動アシスト自転車に乗って海岸沿いをサイクリング。

 12月とは思えないこの眺め。海にはサーファーもいます。

 そろそろ海に別れを告げて町中へと向かいましょう。この地方独特のエチェア(Etchéa)と呼ばれる家々が並んでいます。

 まずは有名なお菓子屋さんPariès Gourmandへ。ルイ14世広場から少し路地を入ったところにあります(青印)。

 チョコレートを作っているところを見せてもらったら、お店で甘いお菓子をいただきましょう。

 これが名物のマカロン。

 よく見るマカロンとはどことなく違っているようですが、ルイ14世とスペイン国王の娘マリー・テレーズ・ドートリッシュの結婚を記念して作られたマカロンだそうです。

 そして、その結婚式が執り行われたのがすぐ隣のサン=ジャン=バティスト教会でした(赤印)。1660年6月9日のことです。

 「教会には入り口がもう一つありました。何しろフランス国王が婚礼のためにここまでやってきたんですから、その大行列を通すために必要だったんです。今ではご覧の通り塞がれてしまいました」と関係者の方。

 教会内部もバスク地方らしい作りになっていますが、何より祭壇の装飾が見事です。17世紀に作られたもので天国を表しているとか。

 次はバスク地方の特産品エスパドリーユを買いに行きましょう。夏に素足で履くのがいいですが、室内履きとしても使えます。

 「どれも手作りですよ」とお店の方。

 一足17ユーロ。お土産に買って帰ることにしました。

 さて、次は、ウェットスーツを着込んで、ビーチでエクササイズです。サーファーになった気分でワン、ツー、スリー!

 陸だけかと思っていたら、なんと海にも入っていきます。水温13℃。

 最近、フランスではこんなエクササイズが流行ってるようで・・・。

 風邪をひかないうちに美味しい料理でも食べて体を温めましょう。

 スペインに近い土地柄だけあって、あちこちにスペイン料理のお店が並んでいます。

 今回はこちらのお店Chez Pabloに入ってみましょう(オレンジ印)。リーズナブルな値段で美味しいタパスが食べられるそうです。クロケット、エビの鉄板焼き、ムール貝のフリット、リエット等々。

 「フランスのバスク料理は肉を使いますが、スペインのバスク料理は魚を使います」とお店の方。

 ではいただきましょう!お供のワインには何か入っているようですが不明。

 さて、今晩の宿泊先MANTTU BAITAは、町から少し離れた山の中にあります。伝統の民家エチェアを改造して宿泊施設にしました(緑印)。

 建てられたのは1718年。代々同じ家族が守ってきた家です。現在のオーナーは4代目。

 お部屋はこんな感じです。そして、こちらはかつて厩舎があった場所。今はジャグジー風呂と温水プールがあり、SPAゾーンになっています。

 オーナーのジャン=フィリップさんは牧場も経営しています。

 「夏には人で溢れますが、その後は本当に静かになります」

 牧場の向こうにはピレネーの山々が見えていました。

 さて今回の旅の費用は、レンタサイクルが20ユーロ、マカロンが12ユーロ、エスパドリーユが17ユーロ、タパス料理が25ユーロ、海のエクササイズが20ユーロ、宿泊代が90ユーロで、締めて184ユーロ(約23,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、私は受験準備クラスの学生だ。数学の教師がクラスを二つに分けると言いだした。一つは “Yes, we can”、もう一つは “No weekend” [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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