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気晴らし旅5 [パリから週末旅]

 気晴らし旅も今日が最後。今回はイタリアのプッリャ州に行ってみましょう。

 青い海、白い家々、風光明媚な海岸線、この地方に魅せられ住み着いたフランス人の方がいらっしゃるそうです。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 ゴツゴツした岩と青い海。こんな海岸線が続くプッリャ州。

 毎年70万人のフランス人がここを訪れるそうですが、母国に戻らず、住み着いてしまった方もいます。

 その中の一人がジャン=ピエールさん。地元の女性と結婚してフランスの住まいを引き払い、この家で暮らしています。

 この地方伝統の家屋。目の前には海が広がっています。なんだか毎日がバカンスみたい。

 でも、お仕事はちゃんとあるようです。この地でリキュールを製造販売しているらしい。

 「このアーモンドを使っています。長い棒で落として収穫するんです」

 リキュールの名前はアマレット。アーモンドの香りのするリキュールだそうですが、本物のアーモンドを使っているのは少数派のようです。

 フィアット500のハンドルを握るジャン=ピエールさん。

 「いい道でしょう。車の混雑もありませんよ」

 この日は、新しい試みに挑戦します。自家製のアマレットをアドリア海に沈めて熟成させるのです。

 そう言えば、フランスでワインもおなじようなことしてましたっけ。

 美味しくなるんでしょうか?

 アドリア海で熟成させたリキュールはお土産にぴったりな感じがします。

 さて、プッリャ州と言えばアルベロベッロの家々。トゥルッリと呼ばれ、世界遺産に登録されています。

 そしてトラーニのドゥオーモ。さらにこちらは大理石の石切り場。ここにもフランスの方がいらっしゃいました。

 切り出して磨かれた大理石。この大理石、さきほどのドゥオーモに使われているそうです。優しい色合いの大理石ですね。

 フランス人の職人さんたちの手で作られた大理石の工芸品は、世界に輸出されているそうです。

 この会社で働いているのは半分がフランス人。残り半分が地元の人だそうです。

 「2つの文化の中で新しい仕事に挑戦できるのは喜びです。今までにない新しい考え方が生まれると思っています」と女性。

 毎年10人ほどのフランス人が、このプッリャ州で新生活を始めているそうです。

 プッリャ州は西洋と東洋の間にあって2つの文化が入り混じっているとか。そこにまたフランスの文化が加わるということになりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、バスを待っていると英国人の観光客にバスのことをあれこれ聞かれてパニックになり、イタリア人だから、あなたの言っていることが全然分からない、と言ってしまった。彼女が完璧はフランス語を話しているというのに・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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シャブリのビール [ブルゴーニュ地方]

 最近、夜の9時くらいから睡魔に襲われ四苦八苦。寝るには早すぎるけどやたら眠たい。

 朝は朝で6時前に目が覚める。高齢者になったからか?でもそこまでの高齢じゃない気がする。

 色々考えると、やはり在宅勤務の影響ではなかろうか?どう考えても体内時計がちょっとばかりおかしくなっている。

 そんなわけで、朝、涼しいうちに近くの公園を一回りしてから仕事にとりかかることにした。昨日の朝は、幸いなことに時折涼しい風が吹いて熱中症になりそうな天気ではなかった。しかも、ジョギングする人の数が少ない。

 これからは出勤するつもりで公園を一周りしてから仕事を始めることにしよう!

 それはさておき、白ワインの一大産地シャブリに、ビールの醸造所が次々に開業しているとか。

 ワインとビールの共存???

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 グラスに注がれているのは白ワイン。そしてもう一つ注がれているのがビール。

 数年前から、白ワインで名高いシャブリにビールの醸造所がきキノコのようにあちこちにでき始めました。

 こちらの蔵を訪ねると、タンクに入っているのはワインかと思いきや水。

 一方、こちらは900年も前にお坊さんが始めたというブドウ畑が広がっています。あの白ワインはこのブドウから生まれます。

 こちらは先祖代々一族に引き継がれてきたブドウ畑。現在は6代目。

 「素晴らしいブドウ畑が広がっています。太陽の日差しが全体にまんべんなく降り注いでいるんです」

 「ここでは6億5千万年前の貝殻がみつかっています。ミネラルたっぷりの白ワインが生まれる地質なんです」

 お二人とも白ワインには並々ならぬ思い入れがあるようです。

 そんなブドウ畑から数キロのところに、ホップ畑が現れました。

 「この辺りではホップ畑はめずらしいですよ」とブリュノーさん。

 ブリュノーさんは12年前に父親から農場を引き継ぎました。大のビール好き。スーパーのビールに失望し、自分でホップを栽培しビールを作ることにしたのです。

 「現在40株ほどを栽培していますが、大量の水が必要でビールの醸造は簡単ではありません」

 夏の終り、ワイン農家はブドウの収穫とワインの仕込みの真っ最中。そんな中、ビール醸造所ではせっせとビールが作られています。製造から瓶詰めまですべてをここで行います。

 「水、麦、ホップで出来たムストをこちらのタンクに移して発酵させます。白ワインの産地にふさわしいビールに仕上げるつもりなんです」とヴィアンネさん。

 はあ、そういうことですか。

 ヴィアンネさんと従兄弟のアレクシーさんは、こんなところでビールを熟成させていました。

 ここはアレクシーさんのお祖父さんが使っていた17世紀のワイン蔵。ビールは樽に入れられていました。

 シャブリの長い歴史をビールにも活かそうという試みのようです。

 シャブリに行ったら、白ワインとビールの両方を堪能することができそうです。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、お隣さんちでお食事前の飲み会。夫がロゼワインをすすめるのでそんなものは飲まないと言ったら、代わりにビールを持ってきてくれたので飲むことにした。夫が言った。『なんだか紳士みたいだね』女はロゼやグレープフルーツジュースばかり飲むと思われてるわ」

VDM(Vie de Merde)より


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夏のスープ [フランスのグルメ]

 東京都の感染者数、ひところはずっとニュースのトップを飾っていたが、最近は200人を超えても3番手か4番手。

 他に重要なニュースがあるということか?

 ウィズコロナとは常にこれくらいの感染者が出続けながら、マスクをして手洗いをして普通に暮らしていくということなのか・・・。

 わが家では、たぶんそうなんじゃないか?となっている。

 さて、本日は南仏の夏のスープ ”スープ・オ・ピストゥ” のお話です。

 味の決め手はピストゥ・ソース。どんなソースなんでしょう?

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年9月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらのお宅では夕飯にスープ・オ・ピストゥを頂く予定ですが、朝から準備が始まっています。

 「夏野菜を細かく刻まなくてはならないんです」と男性。

 ズッキーニ、ニンジン、トマト、ジャガイモ、キヌサヤ、玉ねぎ等々、キヌサヤ以外は全部サイの目大に刻みます。

 鍋に玉ねぎとベーコンを入れて炒めます。ベーコンは香り付け。

 そこにインゲン豆と刻んだ野菜も加え、最後に水をいれてとろ火で数時間煮込みます。

 そして、こんなふうにお玉が立つくらいになったら煮込み完了。

 次はピストゥ・ソースを作ります。

 バジルとニンニクを乳鉢でつぶします。それにしてもニンニクの数がすごい。暑い夏にはスタミナが付いていいのかも。

 ここにオリーブ油を少しずつ入れながらまぜていきます。映像には松の実が写ってましたが、おそらく松の実を入れたんじゃないかな。

 ソースができたらスープに加えます。これでスープ・オ・ピストゥの出来上がり。

 さあ、お庭でいただきましょう。ご近所の方々がお待ちです。

 南仏では代々おばあちゃんから受け継がれてきたスープ。ゆえに各家庭で味付けも様々。

 「母が作ってくれたスープが一番だけど、その次にこのスープが美味しいわね」と女性。

 「私の妻も作りますよ」と男性。

 「最高だね。みんなと一緒ですからさらに美味しいよ」と別の男性。

 ピストゥソース、みんなで回しながら加えてました。

 こうなると自分でも作って食べたくなってきますねえ。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、コロナ禍で外出自粛中に足を捻挫した。スープを温めるために長椅子から起き上がってきただけなのに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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15分の街 [トピックニュース]

 フランスの猛暑は終わったようだが日本はまだまだ続く。

 一度涼しくなってまた暑くなるときついなあ〜。コロナ疲れと猛暑疲れを実感する今日この頃。

 久しぶりにWHOのコロナ感染レポートをチェックしたら、毎日だったのが直近の一週間分をまとめたリポートに変わっていた。さらに100万人中の感染者が何人かという数字も出てきた。

 例えば日本の場合、8月30日までの総感染者数は67,264人で100万人中なら532人となっている。フランスの場合は256,829人で100万人中3,935人が感染していることになる。

 この100万人中の感染者数は欧州の国はどこも4桁。北米・南米になると5桁。オーストラリアが1,002人、ニュージーランドが286人だから、日本の532人はやはり少ない。

 さて、コロナ感染で公共交通機関の利用を避ける人たちが増えていますが、徒歩15分でどこにでもいける、そんな街があるそうで「15分の街」と呼ばれているそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 とある都市開発者のこだわりが「15分の街」。それがl現実に存在するそうです。

 ここはブルターニュ地方の都市ナントの中心街からすぐの界隈。

 「ここから遠いところにいくの?」と女の子。

 「そうでもないよ。自転車で5分もかからないからね」とパパ。

 この地域には、自宅、職場、パン屋、学校、商店街、病院、娯楽施設の全部が、徒歩なら15分、自転車なら5分以内のところにすべて揃っているそうです。

 「仕事で忙しいのでオフの時間がなかなかとれない。だからこそ日々の暮らしはできるだけ近場ですませてゆったり過ごしたいんですよ」とピエール=アントワヌさん。

 幼稚園まで娘を迎えに行ったらささっと買い物をすませます。

 「生活がぶつぶつ途切れないで過ごしやすいですよ」

 この地域の都市づくりは住民が時間を無駄にしないことというのが基本構想でした。

 「ここにはレストラン、あちらにはタバコ屋、そしてここには乳製品の店があります」

 わざわざ遠くに出かけなくても近場で全部済ませられるようになっています。

 さらに住民同士のつながりも重要です。こちらのスペースは、コーヒーを飲んだり仕事をしたりと、自由に使用することができます。

 こんな街をデザインしたのがこの方、カルロスさんです。

 「コロナ感染で皆が細かなことを気にするようになり、なんでも不必要に困難に見えてきて、時間がないといつも焦っている。家族に目を向ける余裕もなく、子どもたちの成長をみまもることもないような世の中になってしまいました」とカルロスさん。

 それ故、15分の街が注目されているというのです。

 一方、こちらはセーヌ=マリティム県にある人口11,000人ほどの町。大きなショッピングセンターが郊外にあるため誰もが買い物は車ででかけます。

 「ちょっと車がないと無理ですね」

 そして道路での自転車通行は禁止。今から自転車道を整備するとなると莫大な費用がかかってしまうそうです。

 15分の街を作るのは容易ではなさそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、静かで平和だと評判の住宅街に引っ越してきて6ヶ月になる。その間、うちの近所で2件も殺人事件が起きた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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夏の終りの収穫 [コート・ダジュール地方]

 気温が30℃以下になるとどれだけ過ごしやすいか実感する。

 しかしこの涼しい天気も長続きはせず、9月中旬くらいまで猛暑は収まらないらしい。

 更に次々と台風が発生して堪ったもんじゃない。忍耐の日々・・・。

 とは言えど、なんとなく夏の終りも感じないわけではない。そんな時期に始まるのが、イチジクの収穫。

 コート・ダジュールの小さな村ソリエス=ポン(Solliès-Pont)ではAOPのラベルの付いたイチジクの収穫が始まったそうです。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年9月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 「色が黒っぽくなって膨らんでいると実が熟している証拠です」と栽培者。

 イチジクはコロナウィルスなどどこ吹く風で、地中海の明るい日差しを浴びて順調に開花し豊かな実をつけたようです。

 花は咲かないはずでは?いや、花は咲きます。丸い実の中で咲くから見えないだけ。

 順調に育ったイチジクの収穫は数日前から始まったそうです。

 「今年はとてもいい出来ですよ。実の数も多いですからね」

 収穫は手作業で行われます。紫色に塾したものだけを一つずつ選んで摘み取ります。

 実を割ってみると・・・この通り、よく熟してるようです。あの独特の甘みを思い出しますね。

 栽培者さんのポロシャツにはイチジクのマークと一緒に「AOP FIGUE DE SOLLIÈS(AOP ソリエスのイチジク)」の文字。

 ここから数キロのところにある別の農場でも収穫が始まっていました。

 こちらの方もやっぱりのあのポロシャツをお召になってます。組合で作ったのかしら?

 ソリエスのイチジクがAOPを取得したのは2011年から。

 「この地域では昔からイチジク栽培が盛んでした。太陽の光は豊富ですし、質のいい自然の水がたっぷり供給されるからです」

 収穫は10月末まで続けられるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちの菜園のトマトに下の生えていた雑草を取り除いた。隣の家のトマトは見事に育っているのに、うちのはえらく貧相。それで気がついた。うちの嫁、プラスチックの鉢のまま植えていたらしい」

VDM(Vie de Merde)より


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二階建てバスの再利用 [イギリス]

 先週の土曜日、2ヶ月遅れでツール・ド・フランスが開幕しました。その様子に興味のある方はこちら

 今年のスタートはニース。例年とは異なり、スタート地点は黒いフェンスで覆われてしまいました。

 感染防止のため、できるだけ観客と選手が接触する機会を減らし、選手たちは定期的に検査を受けるとか。

 全部で21ステージあるのですが、18ステージにあのアルプスの道の一部を走るようです。コロンビエール峠はコースには含まれていませんでした。いずれにしてもあそこは高低差が激しいようなので厳しいコースになりそうです。

 さて本日は英国の話題です。

 二階建てバスと言えばロンドンバス。このバス、お役御免となった後は、様々に再利用されているようです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらは英国のとある田舎。ロンドンバスらしきものが見えますが・・・。

 「ええ、あれは私のですよ。週末を過ごすためのバスなんです」と男性。

 どうやら休暇を過ごすためにこのバスを借りているようです。中を案内してもらいましょう。

 2階が寝室、1階にはキッチンとリビング。なんと運転席はトイレになっていました。

 「今年は海外に行く予定だったのですが、コロナ禍でキャンセルになってしまいました。その代わりにちょっと変わったところを探していたんです」とパパ。

 このバス、コロナ禍になって予約が殺到したそうです。

 オーナーのボブさんはバスを手に入れ改造するのに14,000ユーロを費やしました。ここまで完成させるのに3年かかったそうです。

 「小さい頃からバスで暮らすのが夢でした。買ったときはこんなふうに赤だったんです。バスは英国製です。ですから英国の遺産を継承したことになるんですよ」

 さて、大都会のロンドンにも再利用のバスがあります。中に入ってみると、1階のキッチンで3人の料理人が忙しく働いています。そして2階が客席になっていました。

 ここは若い人に人気のケバブ屋さんでした。

 ここから数キロ離れたところには、小さな遊園地に変身したバスがあります。子どもたち楽しそうですね。どうやらこれは遊園地を出前してくれるようです。

 予約が入ればバスごと現場に移動して子どもたちに遊んでもらうというシステム。料金は一日で500から700ユーロ。

 バーになったバスもあれば結婚式のテントになったバスもあります。

 そして、英仏海峡を渡ってフランスにやって来るバスもあります。ここはアンヌ=クリスティーヌさんの裁縫教室。

 「自分が行きたい時に行きたい場所に自由に行くことができるので最高ですよ」

 リポーターさん、バスの中でお茶で乾杯してますが、ちょっと揺れが酷くてお茶はのみにくいですねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、バスに乗っていると、一人の男性がハンカチで停車ボタンを押した。感染防止のためだから驚きはしないけど、あの人、その前に自分を顔をハンカチで拭いてたっけ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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