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コロナ対策は楽じゃない [トピックニュース]

 最近、YouTubeが面白いことに気がついた。地上波もBSも全滅の時は、YouTubeでも見るかとなって見ていたらハマり始めた。

 以前はバンドの練習で参考に音楽を聞くのに利用していたが、最近では様々な人が個性的な動画を提供していてバラエティに富んでいるから退屈しのぎに見ている。

 私は主にペットものと料理関係。お金を出すと広告が入らなかったり映画が見られたりするらしいけど、そこまではやってない。

 さて、渋谷スクランブル交差点の人出は増える一方。尾身さんの話では、これの結果が一週間後か二週間後にやってくるとか。

 何しろ人口が多いから、家族の一人がちょっとぐらい出かけてもいいだろうと思ってでかけたとしても、そんな人がいっぱいいるから人出が増える。

 フランスはと言えば、週明けからまた外出制限が始まりましたが、週末はどのような状況だったんだろう?

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 ここはパリの公園。お天気がいいせいか結構人が集まってます。

 「3回目の外出制限はどう思いますか?」と取材班。

 「良いと思いますよ」

 「外出制限以外に方法がないでしょう」

 皆さん肯定的。なのに大方の人たちがその制限を守らないのが実情です。こちらのご家族、パパは規則はきちんと守っていると言いますが・・・。

 「嘘つきねえ〜」とママ。

 「パパは女友達とでかけました」と娘。

 ばれちゃいました。

 「フランス人だからさあ、そうなるんだよ」とパパ。

 周りを見渡してみると、マスクを外して飲み物や食べ物を口にしている人がたくさんいるようです。

 「彼女といる時は、ちょっとマスクをはずしてしまいます」

 「夜の7時以降まで友達と食事しちゃってます」

 規則を厳格に守ろうと思っているのはフランス人の46%、全然気にしないと言う人は39%、反対が6%。特に18才から34才までの若い人たちは軽視する傾向が大きいそうです。これじゃあ感染者が増えるはずだあ〜。

 「フランス人の30%から40%が規則を弄ぶ傾向があります。まあ、それがフランス人だってことなんですけどね。例えば高速道路で制限時速が130キロだとすると、実際は平均で135キロくらいになってしまうんです」と社会学者。

 ただ、外出制限のたびに規則が変わってしまうのも要因の1つ。

 「今は理屈が通ってないといけないと思うんです。理屈が通ってないと、そんなやり方は受け入れられないとなってしまうんです。いい加減いやになるんですよ」と女性。

 なんだか日本でも似たような状態になっているような・・・。でもフランス人よりは規則を守るからやりやすいのでは?


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちのワン公は僕がリードを手にすると散歩だ!と喜んでいたが、最近は僕がマスクをすると散歩だ!と喜ぶようになった」

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯133 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、復活祭に因んで、チョコレートを使った料理。チャレンジしてくれるのは、フランス北部の都市リールでレストランを営むシェフ、セバスティアンさん。

 ではスタート!

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年4月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 シェフとの待ち合わせはショコラティエで。

 デザートだけでなく全部の料理にチョコレートを使うなんて本気?

 「もちろんですよ。まずはチョコレートを調達しましょう」とシェフ。

 まず、前菜に使うチョコレートは、お店の方のおすすめでエクアドール産カカオ76%の少し苦味のあるものしました。もう一つも同じエクアドール産ですが、こちらはデザート用の甘いチョコ。合計で9.80ユーロ、残りは20.20ユーロ。

 次は市場に向かいます。最初に訪ねたのは魚屋さん。購入したのは帆立貝4つ。これが5ユーロで残りは15.20ユーロ。

 次はお肉屋さんにやってきました。このカモのフィレ肉を10ユーロで購入。

 残り5.20ユーロを手にやってきたのが八百屋さん。ほうれん草とチコリを購入。そう言えば、そろそろチコリの季節です。合計で1.80ユーロで、残りは3.40ユーロ。

 最後に玉子とバターを買ってお買い物は終了です。では調理の開始!

 まずはデザートから。

 湯煎で溶かした甘いチョコにバターを混ぜ合わせたら、玉子の白身を泡立てたメレンゲを加えます。これを8分ほどオーブンに入れたら出来上がり。このデザート、ある料理人が作って失敗したと思いながらも食べてみたら美味しい!失敗じゃなかった、成功だ!となって生まれたお菓子だそうです。

 次は帆立貝を使った前菜。

 貝柱さっと炒めて殻のお皿に盛り付け、サバイヨンムースで覆います。その上から、苦いチョコレートをおろしてふりかけたら出来上がり。

 最後はメインのカモのヒレ肉。

 フライパンでフィレ肉の両目に焦げ目が付くくらいに焼いたら、別のフライパンで焼いていたチコリの上にのせて更に火を通します。ほうれん草も同じようにフライパンで炒めます。

 お肉にかけるソースを作ります。ここでチョコレート登場。細かく砕いた苦いチョコにビネガー、塩、オリーブ油を加えよく混ぜ合わせます。最後にエスプレット産唐辛子を適量加えたら出来上がり。これをお肉の上にたっぷりかけます。

 う〜む、どんなお味なのか想像できない・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、チョコレートムースを作るために卵白を泡立てていたら、手首の骨が折れた[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はトリエステで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はイタリア北東部の都市トリエステ(Trieste)を旅します。パリからは空路の乗継便で4時間半強。

 ”小さなウィーン” と呼ばれる街はどんなところなんでしょう?

 では出発!

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 トリエステに来たら、まずはこちらのカフェでコーヒーをいただきましょう(こげ茶印)。

 20種類ほどのコーヒーを味わえるようですが、シンプルにエスプレッソにしましょう。ぼ〜っとした頭がシャキ〜ンとしそう。

 ここは100年以上の歴史を持つ、文化人が数多く訪れるカフェだそうです。今作っているコーヒーはトリエステ風カプチーノ。グラスにエスプレッソを入れ泡立てたミルクをのせます。美味しそう〜。

 体が地元に馴染んだところで、さあ、街を散策してみましょう。ここは正真正銘イタリアなのですが、なんとなく雰囲気が違っています。やってきたのは広場(青印)。実はここはオーストリア統治下の19世紀に作られた広場。なるほど、それでウィーン風の街並みが出来上がったわけですね。

 そんなトリエステを散策していると少々悩ましいのがこの風。特にロシアから吹いてくる冬の冷たい風は数週間も絶え間なく続きます。地元の人はこの風のことをボラと呼んでいるそうです。

 かなりの強風・・・。直ぐ側に見えているのはアドリア海。

 さて、そろそろお昼の時間になりました。こちらのお店でいただくことにしましょう(オレンジ印)。まずは赤ワインをいただきながらおまかせの料理が出てくるのを待ちましょう。ピッツァかパスタが出てくるかと思いきや、あれえ〜、こんなものが出てきました。グラーシュと呼ばれるオーストリア料理。牛肉にパプリカをまぶして煮込んだ料理です。ハンガリーでも食べられているとか。これで11ユーロ。

 お腹がいっぱいになったところで、ここから北へ8キロほどのところにある観光地に行ってみましょう。

 それがこのお城(赤印)。1856年、オーストリア皇族の一員で海軍の司令長官だったマクシミリアンが別荘として立てたお城です。海に面した玄関から中に入ってみましょう。

 「ここは寝室ですが、船のキャビンのような作りになってるんです」

 確かに船を思わせる天井の低い部屋が続きます。そしてすべての部屋からはアドリア海が見渡せるそうです。マクシミリアンって海の男だったんですねえ〜。しかし、さすがに皇族らしいこんな豪華な広間もあります。壁には皇族の絵がかけられています。黒いドレス姿の女性は皇女エリザベート。

 初日の夜がやってきました。とは言っても、お城に宿泊したわけではありません。郊外のぶどう畑に囲まれたこちらの小さな宿に泊まりました。

 翌朝はまたトリエステに戻ってこんなところを見学することにしました。ここは第二次世界大戦で作られた地下室。言わば大規模は防空壕です。1300人を収容できるほどの広さ。壁には唾を吐くなと書かれてあります。感染症を防ぐためだったそうです。なんだかコロナと同じ。

 そろそろ地上に戻りましょう。旅人さん、海水浴を楽しむつもりらしい。面白いことに、ビーチの入り口で女性と男性にわかれるようです。つまり、ここは欧州で最後に残った男女別のビーチ。確かに、壁で仕切られています。

 「地元の人にとってここは自由な場所なんです。同じ家族でも入り口であいさつを交わして男女に分かれます。男性は気楽に何でも話ができますし、女性も男性の目を気にせずのびのびすごせます」

 なるほどね、それも一理あるかもしれません。現在はコロナでビーチは閉鎖。こっそり壁の向こうを覗いてもお咎めなしでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、なにか食べようとして、とりあえずお湯を沸かすことにした。しかし途中で気が変わって、この水を食後のコーヒーのために取っておくことにした。そしてそのコーヒーを飲んだ時、水の中に塩を入れたことに気がついた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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フランスでも花見 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]

 ぼやぁ〜とした春の日は、頭までぼやぁ〜とさせてしまうらしく、どうも今ひとつやる気になれない・・・特に仕事は。やれやれ。

 東京のコロナ新規感染者はじわじわ増えて嫌な感じだ。いつ爆発するともしれず不気味。

 そろそろもういいだろうと気を緩めると必ず後でしっぺ返しが来る。たちの悪いウイルスだ。なんの影響も受けていない植物が羨ましくなる。

 今年は近くの公園で満開の桜をゆっくり見物することができた。もちろん桜の木の下を歩くだけ。少し風もあって、ハラハラと花びらが落ちるのも風情があって良かった。

 さて、フランス西部の小さな村にあるオリエンタル公園でも桜が満開のようです。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 広い敷地に何本も桜が咲いています。全部で30本あまり。日本の桜にそっくり。枝垂れ桜もありますねえ〜。

 ここなら桜を見ながら飲食オッケー。宴会は駄目でしょうけど、ピクニックなら大丈夫そうです。

 「3〜4時間くらいこうしてすごしてしまいます。とてもリラックスできるんですよ」と男性。

 おっ、こちらのカップルは日本と同じようにブルーシートを敷いてお花見。ブルーは空の色と同じだそうです。

 「満開の桜の樹の下で食事をして春をお祝いするというのが伝統なんだと思います」と女性。

 日本では桜の開花は神聖なもの。神々が山から降りてきて花の中に隠れるのです。それは五穀豊穣を意味しています、とナレーター。

 ええっ、そんな話初めて聞いた。結構、いい話ですね。

 桜は洗練された美であり、はかなさのシンボルです。長くて2週間もしたら風に吹かれて散ってしまいます。

 この公園の桜は適当にあちこちに植えられているわけではありません。近くの湖から水を引いて小川を作り、その川に沿って植えられているのです。

 なんか日本の庭園にそっくり。赤い太鼓橋や鳥居もあります。日本とは違う雰囲気もありますがよく出来ています。

 この公園には種類の異なる桜が植えられており、4月中旬くらいまで花見が楽しめるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、1ヶ月足らず前に植えたばかりのリンゴと桜の木が、小枝の塊になっているのに気がついた[がく~(落胆した顔)] 子どもたちが原始人ごっこで焚き火をするのに使うんだと[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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大潮でよみがえる絶景 [ノルマンディー地方]

 今日から4月。コロナ感染は未だに続いている。去年の今頃、すでに在宅勤務が始まっていたっけ。

 恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。3月28日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):

米国:422,000人(374,000)

英国:38,000人(37,000)

ロシア:63,000人(66,000)

ドイツ:90,000人(69,000)

イタリア:113,000人(154,000)

スペイン:20,000人(12,000)

スウェーデン:30,000人(27,000)

フランス:254,000人(205,000)

イスラエル:4,000人(7,000)

日本:11,000人(9,000)

 全体に増加傾向。欧州ではフランスの感染拡大が目立つ。

 因みに、スペインに入国するためにはPCR検査陰性の証明が必要。

 さて、本日は久しぶりにモン=サン=ミッシェルのお話です。大潮で孤島になった姿をご堪能ください。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 何度見てもこの姿は美しい。大潮で完全に陸から遮断されて島になりました。

 「この景色が見られて満足です。何度も見られるものじゃないですからね」と女性。

 確かに、あの橋が届いてる辺りが水没してますね。

 しかも、水面にその姿が映ってます。日本で逆さ富士って言うけど、まさに逆さモン=サン=ミッシェル。

 「水没して島になり、元の姿を取り戻したモン=サン=ミッシェルをみられるなんて素晴らしいことですよ」

 大潮でこの姿になるのは年に2〜3回だけ。

 ものすごい勢いで潮が満ちてきます。ぼやぼやしてると飲み込まれそう。地元の人でも大潮には油断できません。

 「潮の満ち引きには気をつけていますよ。ここまでのスピードで満ちてくるのはとても危険ですからね」と地元の男性。

 この方、謎の重機を操縦してますが、なんの重機???

 こちらのカップルはこの貴重な瞬間をひと目見ようと朝早くに起きてやってきました。

 「これは本当に神秘的です。ほとんど人の姿もありませんから、世界と切り離された感じです」

 島に住んでいる人もいますが、こちら側からは人の姿は見えません。

 一方、こちら側には、この瞬間を見るために30人くらいの人たちが集まってきたそうです。

 いつもと違う姿は地元の人たちにとっても魅力的なようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼と一緒に海にやってきた。『今って引き潮?それとも満ち潮?」と聞くと、彼が言った。『満ち潮にきまってんだろ。波が陸地に向かって来てるんだから』・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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