楽しく過ごす秋と冬 [トピックニュース]
買い物のついでに近くの公園を横切ったところ、木々の色が多彩になっていた。
11月ともなると風景が変わる。見上げるとため息が出るくらいに美しい。
そして足元には役目を終えた葉が堆積している。
枯れ葉を見るとついつい『葉っぱのフレディ』を思い出してしまう。一年間、酸素を作ってくれてくれてありがとう!てなことを言いたくなる。
欧州はこれからどんどん昼間の時間が短くなり、日差しが少なくなる分、気分は下降気味。
皆さん、どうやってそんな季節を迎えようとしているんでしょうか?

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらのお二人は外の空気を味わい、自然に親しむようにしているそうです。
一人は最近、コロナに感染して回復したばかり。確かに部屋の中に閉じこもっているより外出したほうが元気が出そうです。
一方、こちらは朝市。
楽しみはなにかと言えば、次の食事はなんにするか考えること。
「いい匂いが漂ってくると、楽しくなってきますよ」
確かに、美味しいものを食べることを考えると、自然と気分は上向きです。
一方、市場にくれば顔なじみの人たちに会うことができます。
「色んな人と会っておしゃべりすると元気になれますよ。だから毎週ここに来るんです」
「ここなら友人やその家族にも会うことができるのでぼ〜っとしてられませんよ」
間近に迫った冬をうまくやり過ごすためには、十分な睡眠とバランスの取れた食事も大事です。
「でもそれだけではダメですよ。様々な人たちと会って社会性を維持することも重要です」と専門家。
日本はコロナの第8波が目前に迫ってきて、社会性を保つのに障害になりそうな予感。今から対策を考えておいたほうがよさそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、8ヶ月の息子を連れて公園を歩いているとお隣さんにばったりであった。お隣さんは息子を見るとにっこり笑って言った。『ママと同じで大声で叫んでるわねえ〜』
」
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VDM(Vie de Merde)より
600キロを旅した猫 [トピックニュース]
やっといなくなってほっとしたのもつかの間、アメリカでまたあの方が登場するらしい。
ちょっともう見たくないなあ〜。
大統領時代に色々悪さをしたらしいけど、いつまでたっても裁かれない。むしろどこ吹く風で、また政治の表舞台に戻ってくるとなると、他国のこととは言え、どうも釈然としない・・・。
それはともかくとして、今回は600キロを一人で旅した猫のお話。
猫は人になつかず家に付くなどと言われますが、それを体現したようなお話です。


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
長い旅を終えて椅子の上でくつろいでいるのが猫のコクシです。
今から1年あまり前、飼い主とともにフランス北東部の小さな村スイイからフランス北西部の小さな村ジネに引っ越しました。
しかしその直後、コクシは行方不明となってしまいます。家族は、自然の中で暮らす猫、つまり野良になってしまったのだろうと思うことにしました。
そして今年の10月、かつて暮らしていた家から10キロのところにコクシがいることが判明。
「10月10日、高速を飛ばして迎えに行ったんです」と飼い主。
コクシが無事に飼い主のもとに戻れたのはPet Alertという組織のおかげだったそうです。
この組織、迷子の動物たちを飼い主の元に戻すための活動をしているらしい。
Pet Alertに保護されたときのコクシの写真がこちら。どうやら引越し先のジネから1年余りをかけてスイイまで戻ってきたようです。
「10年も一緒に暮らしていた猫ですよ。見つけたときはそりゃあ嬉しかったです」
とは言え、見つけたときは痩せこけて前とはだいぶ違った姿になっていたそうです。確かに、あの写真でよく見分けがついたなと感心します。
今は飼い主さんのもとで栄養のある食事を取ってかつての姿を取り戻しつつあるそうです。
「迎えに行ったときは野生化していて大変でしたけど、抱っこしたりなでたりして、やっとここまでになりました」
なんだか600キロも旅した猫だと思うと、どこか風格がありますね。
******* フランス人のつぶやき *******
「うちのニャンは、隠れると誘い出すために私が猫缶を開けるのを知ってるらしい。故に、しょっちゅう隠れる
」
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VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯192 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ちょうど去年の今頃登場したシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)のロドルフさんがまたチャレンジしてくれます。
お題はキャベツ。季節が進むにつれて温かい料理が食べたくなります。
ではスタート!

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今回のお題はキャベツですが、ここにはカリフラワーやロマネスコも含まれます。どちらも元はキャベツらしい。
そしてこちらがシェフのロドルフさん。では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは八百屋さんにやってきました。店頭に並んだ野菜をよく吟味してから、ロマネスコ、ニンジン、玉ねぎを購入。これが合計で9.50ユーロで残りは20.50ユーロ。
次は、AOP付きのル・ピュイのレンズ豆を1.20ユーロで、ソーセージを3.90ユーロで購入。残りは15.40ユーロ。
さらに、牛乳と生クリームで4.10ユーロ。残りは11.30ユーロ。
まだまだお買い物は続きます。こちらのお店でフランボワーズを2.50ユーロで購入し、残りは8.80ユーロ。
一応、これでお買い物は終了ですが・・・予算内で収まったかどうかはっきりしないまま調理の開始!
まずは全部の野菜を細かく刻みます。その理由は、早く火を通すため。但し、このシワシワキャベツは別。こうしてそのままさっとゆがいたら、冷たい水にさらしておきます。こうすると野菜の色が保たれるそうです。
準備ができたら、前菜に取り掛かりましょう。
ロマネスコを茹で、牛乳と生クリームと一緒にミキサーにかけヴルテにしておきます。ここで登場したのがムール貝。先に買って冷蔵庫に保存してありました。因みにお値段は5.10ユーロ。よって3.70.ユーロが手元に残り予算内におさまりました。めでたし、めでたし。
それはともかく、ムール貝を蒸し焼きにしたら身を取り出します。冷蔵庫に残っていたリンゴをさいの目に切りムール貝と一緒に器にもりつけたら、ヴルテをかけて出来上がり。
次はメイン料理。
レンズ豆を香草と一緒に茹でたら、フライパンで炒めたキャベツ、ニンジン、玉ねぎと合わせます。ソーセージは別のフライパンでこんがり焼いたら中身を先程の具と混ぜて、キャベツの葉で包みます。ラップを使うときれいに形に包むことができます。これを180℃のオーブンに12分ほど入れて出来上がり。
最後はデザート。
まずはシュー生地を作りオーブンに入れて焼きます。その間に、茹でたカリフラワーとホワイトチョコレートと生クリームをミキサーにかけてクリームを作ります。焼き上がったシュー生地にクリームとフランボワーズを挟んで出来上がり。因みにシューはキャベツという意味。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、いつもの月曜日の朝と同じように起きてすぐコーヒーマシーンのスイッチを入れた。カップを置き忘れたのに気づくまでに20秒ほどかかり、その後片付けをするのに10倍の時間がかかった
」
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VDM(Vie de Merde)より
没収物は競売! [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。
本日は、国境を超えた旅でお世話になる税関のお話。
違法にフランス国内に持ち込もうとすれば税関で没収となりますが、その没収物が競売にかけられたそうです。
ええっ、そんなことができるとは!
考えてみれば吐き出さないと溜まる一方ですもんね。でも、一体、どんなものが売られているんでしょう?

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのオークション会場。主催者は経済省。
品物はと言えば・・・例えばこちらの乗用車。ドラッグの密輸に使われていたそうです。
さらに、こちらはプラチナの延べ棒。パリの北駅で没収されました。よく見るとクレディ・スイスの名前が彫ってあります。
一方、こちらはダイヤモンドの原石。洋服の裏地の中に隠されていました。
「乗客が、洋服の中に隠し持って、交通機関を何度も乗り換えながら運んできたものです」
競売にかけられたのは全部で350点ほど。高級ブランドの商品がずらりと並んでいます。どれも正真正銘の本物。
「密輸の話は映画などでよく見ますが、ちょっと記念に買ってみようかなと思って来ました」
「誰かが使っていたものですよね。それが面白いなと思います」
11月4日に行われたこの競売では、事前の予想を遥かに上回る130万ユーロが収益として国庫に入るそうです。
因みに、2019年度は1,250万ユーロ、2020年度は1,370万ユーロ、2021年度は1,900万ユーロと収益は増加の一途をたどっています。
例えばこちらの時計。昨年、28万ユーロで落札されたとか。
今回の競売では、このトラックが90,000ユーロで落札。
トラックの価格も時計の価格もよくわかりませんが、どちらもお買い得な価格らしい。
それにしてもこのトラック、どういう理由で没収されたのか・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ブスの女の子と相乗りになった。彼女はル・アーブルで僕のトラックに乗り込みパリで降りて行った。なんだかブスが恋しい
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
インフレのXmasディナー [トピックニュース]
先日、オリーブ油がなくなりかけていたので、いつものお店で買おうとしたら300〜400円ほど値上がりしていて面食らった。
イタリア産ではなくスペイン産ならもうちょっと安いはずと別のお店に行ったら多少安くなっていた。
この円安では輸入品は当分値上がりが続きそうだ。そして、世界的なインフレはコロナ感染と同じでまだ収まりそうもない。
今年のクリスマスの食卓はどのようなことになるのでしょうか?

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランスでは35年ぶりに諸費者物価が6%上昇。価格の上昇率はものによって異なり、今年のクリスマスの食卓が気になります。
パァ〜ンとシャンパンを開ければ祝の食卓が一段と楽しくなりそうですが、そんな贅沢、できるかな・・・。
こちらがクリスマスの仮の食卓。人気の食材を集めてみました。
まずはサーモン。例年より0.25ユーロの値上がりです。シャンパンは5%、フォワグラはなんと30%の値上がり。人気の牡蠣も1ユーロ値上がりです。
「12月になるとサーモンもフォワグラも値上がりです。ちょっと驚きじゃないですか?」と取材班。
「それほど驚かないですよ。年に一度のことですからなんとかしたいですね」と男性。
全体に価格があがっているのは、なんといっても生産者が値上がりの直撃を受けているからです。
こちらは牡蠣の養殖場。養殖に欠かせないこの金属の網の価格がこの1年で2倍に跳ね上がりました。
なんとか利益を減らしながら頑張ってきましたが、やむなく値上げすることにしたそうです。
消費者の皆さんの反応は?
「一人はサーモン、一人はフォワグラとかそんな具合になりますかね」
「量を減らすしかないわね。少なくても質の良いものを食べるってこと」
さらに、保存の効くものは値上げ前に買っておくという消費者もいるとか。
早めの対策は食材だけではありません。すでに10月からクリスマスのプレゼントを買い求める人たちもいるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「2年前には一等席に払った料金を、今は2等席に払っている
」
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VDM(Vie de Merde)より
カボチャのフォンダン・オ・ショコラ [フランスのお菓子]
近頃つくづく思うのは、和食にすると使う食器が多くてと後片付けが面倒なこと。
そこへ行くと洋食は少ない。場合によってはお皿一つで完結するため後片付けも楽だ。
和食もメインと副菜をまとめて盛り付けられるようなお皿があるけど、あれではちょっと味気ない。食器が多くなるのは致し方なしか・・・。
それはともかくとして、本日はちょっと変わったお菓子のお話。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月27日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
チョコレートを使った焼き菓子。美味しそうですねえ〜。
材料は、チョコレート、玉子、砂糖に小麦粉、そしてなんとカボチャ!
これでフォンダン・オ・ショコラができるそうです。しかも費用は8人分でたったの4ユーロポッキリ。
ここはフランス南西部の都市バイヨンヌ。花の都がパリならバイヨンヌはチョコレートの都。
初めてカカオがフランスにもたらされたのはこのバイヨンヌだったそうです。今から500年ほど前のことでした。
へぇ〜、バイヨンヌがそんなところだったとは初めて知りました。
こちらは老舗のチョコレート専門店。お菓子の材料となるチョコレートをカカオの豆から製造しています。
美味しいチョコレートを作るにはカカオの含有量がポイント。この職人さんは60%くらいが一番いいとおっしゃってます。
一方、こちらはカボチャのフォンダン・オ・ショコラを作ってくれるエヴァさん。
まずはカボチャを切って茹でます。このカボチャがバターの代わりになるとか。
確かに、茹でたカボチャをミキサーにかけるとこうなります。まるでバター。
次は板チョコを適当なサイズに切って湯煎で融かします。
ここにカボチャやその他の材料を加えて混ぜ合わせたら、10分ほどオーブンに入れて焼きます。
待ってる間にお片付け。ボールに残ったチョコは全部こうして平らげます。
焼き上がったケーキはテーブルでゆっくり味わいながらいただきます。
カボチャが入っているとは誰も気が付かないかもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、レストランで給仕係をしている。お客がチップで2ユーロを置いていった。コインチョコで
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より