Xmasのオススメ料理 ④ [ミディ=ピレネー地方]
又吉さんが自身のYouTubeチャンネルでPK戦のお話をされてまして、あれはかなり難しいものらしい。
聞けば聞くほど狐と狸の化かし合いにしか思えなくなる。
こっちに蹴ると見せかけてあっちに蹴ると思いきや、やっぱりこっちに蹴るとか。あっちに蹴るとみせかけてこっちに蹴るかと思いきや、やっぱりあっちに蹴るとか・・・。
行けども行けども化かし合いなのでして・・・。
それはともかく、本日はシリーズの4回目。トゥルーズを中心にしたフランス南部に伝わるクリスマスのごちそうです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
これこれっ!クリスマスと言えばローストチキン。
しかし、これはただのローストチキンではありません。中にたっぷり具が詰まっているコクレ(coquelet)という料理です。
中に詰まっているのは、フォワグラ、仔牛の肉、ソーセージミート、プルーン、そしてアルマニャックが少々。
「地元産のものを最大限使うようにしています」とお料理ブロガーのサビーヌさん。
今回はサビーヌさんの娘さんとお孫さんが手伝ってくれます。
まずはパンをちぎっておきます。プルーンは刻んだらアルマニャックをひとさじかけて揉み込みます。
仔牛の肉は適当なサイズに切って他の具と一緒にミキサーにかけて混ぜ合わせます。
コクレの味に深みをもたせるためにさいの目ほどに切ったフォワグラを具に加えます。これで準備完了。
鳥に具を詰め込んでいきますが、サビーヌさん、お庭に出てローリエの葉を摘んでもどってきました。具が飛び出してこないように蓋として使います。もちろん料理の香り付けにもなります。最後は糸で縫えば完了です。
お鍋で回りに焦げ目が付くくらいに焼いたら、オーブンに40分ほどいれて火を通します。
焼き上がったら切り分けてお皿に盛り付けます。ソースは煮汁にはちみつを加えたもの。付け合せはジャガイモのグラタンです。
冬にふさわしいごちそうですね。チキンの代わりに七面鳥を使ってもいいそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ローストチキンの最後の一切れを半分個する前に食べてしまったら彼が言った。『チキンにかぶり付いたのは人じゃないね。ラブラドール犬だね』」
VDM(Vie de Merde)より