人気のファストフード [フランスのグルメ]
昨日紹介した豪華列車の旅は、頻繁に実施されているわけではなさそうだ。
ビルバオ発とサンティアゴ・デ・コンポステーラ発がそれぞれ年間で12回ほど。料金はデラックス・スイートで一人5,775.00ユーロ(約74万円)。7泊8日でこの値段というのは高いような高くないような・・・。
さて、月曜日恒例の節約晩ご飯も夏の間は放送がないのでお休み。今回は、フランスで急に人気が高まっているポケ・ボウルのお話。ハワイ通の方ならご存知の食べ物。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ボウルにお米を入れて、野菜、果物、生魚をのせたら出来上がり。これがポケ・ボウル。
「エキゾチックでいつもと違った食事ができるので結構食べてます」と女性。
スーパーなら4ユーロ、レストランなら16ユーロで食べられます。レストランのはちょっと高いですね。
ポケ・ボウルの生みの親はハワイの漁師さん。基本食材はお米、魚介類、野菜。
フランスに渡ったのは2017年。こちらのレストランに初めて登場しました。同時にSNSに投稿したところ、またたく間に若者の間で広まり、様々なポケ・ボウルが登場しました。
確かにこれはインスタ映えしますねえ〜。
このお店では一日だけで6,000食を売り上げるとか。えっ、そんなに!驚異的な数字。
「全部が一つにまとまっていて美味しいですよ」と男性。
お客はほとんどが働く若者。
「仕事が忙しい時にさっと食べられるから助かります」と若者。
この人気に押されて、レストランのメニューにも登場し始めました。こちらのブラッスリーでは2年ほど前からポケ・ボウルを出し始めました。
「お客さんからのリクエストがあったんですよ。今、流行りの料理です」とお店の方。
「安いし、新鮮だし、皆にとってお得です」
確かに、お店にとってもお得です。食材を大量に仕入れるのでコストダウンが可能です。一食分の原価は5ユーロほど。
この料理、どう考えても日本の〇〇丼に見えてしまう。ハワイには日本からの移住者が多いから、影響を与えてないですかね?
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、母はかなりのボリュームの朝食を取り、ファストフード店でランチを食べると、小腹がすいたと言ってはポテトチップスをかじっている。昨日、バニラ風味の美味しいカップケーキを作ったので食べてと言ったら母が言った。『私、ダイエット中だからノーよ』」
VDM(Vie de Merde)より
ロゼワインvsビール [フランスのグルメ]
月曜日恒例の節約晩ご飯も放送がなかったのでお休み。本日は、夏の飲み物のお話です。
夏のアルコール飲料と言えばビールですが、フランスでは冷たく冷やしたロゼワインも人気です。
どちらも捨てがたい。でも選ぶとしたらどっち?
下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ビールで乾杯する人もいれば、ロゼワインで乾杯する人もいます。
ここは地中海のビーチ。冷たく冷やしたロゼワインをお飲みになってらっしゃいます。ロゼと言えば、夏と海とバカンス!
「私はビールは好みじゃないわ。苦いのがダメなの」と女性。
「女性が一緒だとロゼがいいね。ビールは同僚とか仲間とかで飲むのに向いてると思う」と男性。
「ビールは喉が乾いた時にさっと飲むものだけど、ロゼは味わいながら飲むもんだね」と別の男性。
ロゼはサラダにも、肉料理にも魚料理にも合います。しかも、産地によって味の違いを楽しめます。このところフランスでは人気上昇中で年間一世帯あたり平均で15リットルを消費しているとか。
とは言え、消費量ならビールの方が勝っています。年間一世帯あたり32リットル。
こちらはアルザス地方。ビールは夏だけに限りません。一年中、季節を問わず飲まれています。そして気楽に飲めてリフレッシュできます。
「仲間でワイワイおしゃべりしながら飲むのはやっぱりビールですね」
「ロゼは一種類だけど、ビールは色々ありますよ」
確かに、白、茶、黒と3種類あって微妙に濃淡も異なります。そして、アルザス地方郷土料理にピッタリの飲み物。
「シュークルートはワインではなくビールで食べたいですね」と男性。
アルザス地方はワインの産地ですが、ビールの一大産地でもあります。古くからのビール醸造所を訪ねてみましょう。創業は1640年!なんと8世代に渡って続けられてきたそうです。
ビールの種類も豊富だし、味もそれぞれ個性的。
それならロゼワインの産地にも行ってみましょう。ワインの味は土壌で決まります。ということは産地で味わいが異なるということ。
「グレープフルーツの味わいの後に赤いフルーツの香りがします。これが南仏のロゼワインの特徴です」とワイン農家の方。
ぶどう園ではぶどうの実が少しずつ大きくなってきました。そして、ロゼワインはビールのように二酸化炭素を発生しません。それにビール腹になることもない・・・。
いえいえ、ビールにはミネラルとビタミンBが豊富に含まれており筋肉は良いと言われています。但し、スポーツの後には飲まないようにしたほうがいいとか。
結局、ビールもロゼも飲みすぎはダメ。ちょうど良いくらいにとどめておきましょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、彼とその仲間がアルコール依存症について熱い議論を交わしていた。ビールとワインを飲みながら・・・」
VDM(Vie de Merde)より
人気のレシピ [フランスのグルメ]
ニュースで言ってたけど、二階さんによれば国民のほとんどが菅さんの続投を望んでるんだそうだ。
何勘違いされてるんでしょう?当惑の極み。
それはさておき、イスラエルでコロナ感染が再拡大していると言っていたので、例のWHOのサイトを見てみたら、直近24時間の感染者数が2,509人。人口が日本の10分の1以下だと思えば、かなりの数だ。ちなみに日本は10,063人。
イスラエルでは3回目のワクチン接種が始まったらしいけど、なんだか切りがないように思える。
3回目を接種したらまた新しい変異株が登場して4回目のワクチンを打たなくてはならなくなり、また変異株が出てきて5回目を打つなんてことにそうな・・・。儲かるのは製薬会社ばかりなり。
さて、本日はグルメのお話。
フランスのお料理レシピサイトMarmitonが、今年上半期、一番、フランス人が調べたお料理ベスト3を発表したそうです。どんな料理のレシピだったんでしょう?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
夏のバカンス真っ只中のフランス。毎日の最大の問題は、今日は何を作って食べよう?です。困った時はネットで検索。
「ジャンボン・ペルシエですよ」とクリスチャンさん。
ジャンボン・ペルシエとはブルゴーニュ地方の郷土料理でこんなのです→こちら。
とは言うものの、ご本人が一番調べるレシピは、ニンニク風味のローストビーフ。
一方、こちらのカップルの男性の方はラヴィオリが好物だとか。一口にラビオリと言っても色々ありますからねえ。探せばいろんな作り方が出てきそうです。
さて、こちらのご家族はと言えば、ミルク玉子だそうです。ミルクに砂糖を加えて沸騰させたところに玉子を放り込んで素早く混ぜればできあがり。そんなデザート。これも色んなパターンがありそうです。
さて、フランス全体ではどうなんでしょうか?
第一位がクレープの生地、第二位がキッシュ・ロレーヌ、そして第三位がガレット・デ・ロワ。
全国的にはこれがトップ3ですが、ブルターニュ地方ではこちらのデザートが一番だそうです。
それがファ・ロ・プリュノー(far aux pruneaux)。プルーン入の焼き菓子です。
「僕はりんごを入れますよ」と男性。
りんごを入れたら違うお菓子になってしまいます。
「いいじゃないですか。多様性のほうが大事ですよ。色々品物があるからこの市場に来るんだし」と男性。
確かに、多様性があるからいろんなレシピが生まれるのでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、娘がケーキを作り始めた。レシピには玉子全部を入れると書いてある。娘はその通りにした。つまり殻付きの玉子をそのまま加えたのだ」
VDM(Vie de Merde)より
夏の果物 [フランスのグルメ]
日曜日のNHKスペシャルに登場した日本医師会の会長さん、よくわからない回答をしてたっけ。わざわざ番組に出てきて発言してもらうほどの内容じゃあなかった。
司会者から何を質問されているのか理解しているくせに、それに答えず、自分の言いたいことをだけ言ってその場をぼやかすっていうのか、そんな感じ。
そう言えば、菅さんも似たようなことをする。政治的な対応をする時には必ず皆が同じことをする。これまでのキャリアの中で、ずっとそうしてきたんだろう。
ポイントをずらしてはぐらかすわけだ。これが身についてしまって、何でもかんでもその手法で乗り切ろうとする。頭の使い方が違ってませんかね?
それはさておき、本日は、赤い果物のお話。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その赤い果物が、これ。木いちごです。フランス語ならフランボワズ、英語ならラズベリー。
ちょうど今が旬。
あれ、イチゴって夏でしたっけ?年がら年中、スーパーで見かけるような気がする。但し、木いちごはあまり見かけない。
それはともかく、こちらはその生産者。ハウスの中に入ってみましょう。
木いちごの木って想像以上に大きいですね。葉っぱの間から赤い実が顔を出しています。
傷つきやすいので収穫には細心の注意が必要です。手荒に葉っぱをかき分けていると大切な実を台無しにしかねません。
美味しそうな木いちご。収穫中につまみ食い。
町の朝市を訪ねてみると、あっという間に売れて、残りはたったこれだけ。
「木いちごを食べると太陽の夏が来たなって感じるんです」とママ。
1パック250gで4.80ユーロ。日本円で630円くらい。ちょっとお高いですね。でも、皆さんお買い求めになるようです。
食べ始めたらあっという間に空になってしまいそう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、義理の父に、私が昨日作っておいたフランボワズのムースはどこに行ったかきいてみた。すると父が言った。『ああ、あれかい。まずくて食えたもんじゃなかったから、犬にやったよ』」
VDM(Vie de Merde)より
バゲット世界遺産立候補 [フランスのグルメ]
またまた一週間があっという間に終わって週末がやってきた。
在宅での仕事では自分のパソコンを使う。キーは平ら。立体的なキーに慣れてしまっているせいか、打つ時にどうも無駄な力が入っている気してならない。タイプミスも多発。
試行錯誤した結果、平らなキーはあまり指を丸めないほうが良いという結論になった。極力指も平らにして撫でるようにキーを打つ。
静かだし、爪でキーを傷めるリスクも減らせる。そんなわけで、只今、特訓中。
それはさておき、本日はフランス伝統のパン、バゲットのお話。どうやらユネスコの世界遺産登録のため正式に申請されたようです。
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この細長いパンがバゲット。日本ではパリジャンと言うと必ずこのパンを小脇に挟んで歩く姿が定番になっている。
このパンが世界遺産に登録されるかもしれません。
「そうなったら、早朝から仕事に励んでいるパン職人にとっては誇らしいですね」とパン屋さん。
フランスには33,000軒のパン屋さんがあり、毎日、600万本のバゲットが販売されているそうです。
こうして手で割ってみると、パリパリっと音がして香りも漂ってきます。
「私はパテと一緒にいただきますよ。カモのムースをトッピングしてね」と男性。
美味しそう!
バゲットの起源はナポレオン時代にさかのぼります。戦下でも簡単に持ち運びができるパンとして生まれたのがバゲットだったとか。
しかし、フランス人にとって毎日の主食になったのは第二次世界大戦後のことでした。
「パリパリっとしておいしいから食べるんですよ」と女性客。
外側がパリパリのバゲットを切ってみると、中は蜂の巣状になっていました。これが本物の伝統のバゲットです。
丁寧に生地をこね、時間をかけて発酵させます。すべて手作り。
こちらの方は2020年にパリで一番美味しいバゲットに選ばれたパン職人。
「僕は、そうですね、48時間くらいかけて発酵させます。そのほうが味がいいんです」
イースト菌は少なめで時間をかけて発酵させるほうが美味しいパンになると言います。
美味しそうに食べますねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、0.99ユーロでバゲットを買った。店員がお釣りを計算するのに電卓を叩き始めた。私は1ユーロを渡したのに・・・。」
VDM(Vie de Merde)より
レモンのタルト [フランスのグルメ]
一週間が過ぎて、またまた週末がやってきた。在宅勤務とは言え、週末が来ると一応気持ちが緩む。
これと言った目的もなくアマゾンのサイトをのぞいているうちにふと疑問になった。
アマゾンのロゴマークにあるオレンジ色の湾曲した矢印は一体何だ?
あれはaからzをつないでいて、アマゾンなら何でも揃うという意味なんだとか。しかも、顧客の笑った口元でもあるそうだ。
今まで気にもとめてなかったけど、そういうことか・・・。
さて、遠出もしにくいコロナ禍で楽しみと言えば美味しいものを食べること。本日は、レモンタルトのお話です。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはケーキ屋さん。子どもたちの目がキラキラ輝いています。
お店の厨房で仕事に励んでいるのがパティシエのルドヴィックさん。
今日はレモンタルトを作るためにレモンを求めて市場にやってきました。
ポルトガル産のレモンが店頭に並んでいますが、ルドヴィックさんが選んだのは肉厚のマントンのレモン。もちろんオーガニック。
まずはレモンを絞ってジュースにします。
ボールに玉子と砂糖を入れてよくかき混ぜます。そこにコーンスターチを加え更に良くかき混ぜます。
次に先ほど作っておいたレモンジュースを加え、混ぜながら火を通します。最後にバターを加えて撹拌したらレモンクリームの出来上がり。
次は生地を作ります。材料はアーモンドの粉、グラニュー糖、小麦粉、バター。焼き上がるとカリカリっとした食感になります。
ここに先程作ったレモンクリームをのせます。それだけかと思ったら、さらに、生クリームをこんな感じに絞ります。むむっ、ゴージャス!
真ん中にはレモンの輪切り。華やかでどことなく上品なタルト。最後に粉砂糖をふりかけてオーブンでさっと焼きます。
なんだかヒナギクみたいに見えますね。春を感じるタルトです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人が電話をかけてきて、キッチンに行ってタルトの焼け具合を見てきてくれという。彼女も私もそれぞれ自分の部屋にいて、それぞれの膝の上には眠り猫が・・・。ふたりとも動けないのだった」
VDM(Vie de Merde)より
タンポポサラダ [フランスのグルメ]
だいぶ暖かくなってきた。それに日も長くなった。
東京は桜の開花宣言があったが、近くの公園の桜はどうなっているのか・・・。
桜は梅ほどの数はないけど、毎年、この時期になるとビニールシートを引いて花見をする人がかなりの人数いる。今年は難しいだろうなあ。でも歩いて眺めるだけでもそれなりに楽しめると思う。
歩いて眺めるで思い出したが、線路の土手では菜の花が咲き始めた。こちらは近くには寄れないから遠くから眺めるだけ。でも結構見ごたえがある。
ちょうど今頃咲き始める黄色い花がタンポポ。フランスではこのタンポポをサラダにして食べるそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フライパンの中でカリカリになってるベーコン。よく見ると、カリカリのサイコロ状のパンも混ざってます。美味しそう!
これを、タンポポのサラダの上にぶっかけて、最後にポーチドエッグをのせたら出来上がり。
タンポポの花を食べるのではなく葉を食べるらしい。
こちらはその畑で収穫の真っ最中。ということは、タンポポを畑で栽培するってことのようです。
収穫しようと引っこ抜くと根に大量の土がくっついています。収穫も楽じゃないですね。
収穫したタンポポの葉は洗って、根っこを取り去ります。
「根気のいる仕事ですよ」とマルテさん。
この方、ご近所ではタンポポ栽培で評判のマダムらしい。
「彼女のおかげで新鮮なタンポポが食べられるんですよ」男性。
サラダの作り方をもう少し詳しく教えてもらいましょう。
まずは水でよく洗ったら、適当な長さに切ってサラダボールに盛り付けます。次にポーチドエッグを作っておきます。
カリカリになったベーコンとパンをタンポポの葉の上に盛り付け、おこげの付いたフライパンにアルザス産のビネガーをさっとふりかけ、出来たソースを上からかけます。
最後はポーチドエッグを添えて出来上がり。
どんな味なのかよくわからないけど、なんだかやたらと美味しそうに見える!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの人に庭の芝刈りを頼んだら、ヒナギクもタンポポも全部刈り込んでしまった 」
VDM(Vie de Merde)より
クレープの日 [フランスのグルメ]
昨日、WHOの世界コロナ感染状況リポートが更新された。それによると、今年1月31日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):
英国:179,000人(260,000)
ロシア:131,000人(151,000)
ドイツ:81,000人(101,000)
イタリア:87,000人(86,000)
スペイン:110,000(109,000)
フランス:141,000(138,000)
イスラエル:45,000人(29,000)
日本:26,000人(38,000)
中国:946人(1,300)
全体に減ってる感じがするけど、イタリア、スペイン、フランスは前回と似たりよったりの数字。予防接種が一番進んでいるイスラエルは逆に増加。どうしてまた増加???
因みにミャンマーは2,800人(3,200)。多いのか少ないのかわからない。そんな時は人口10万人中の総感染者数を見てみる。ミャンマーは252人。日本は285人。規模としては日本とあまり変わらない。
さて、2月2日は聖燭祭というキリスト教の祭日。この日フランスではクレープを食べる習慣があります。そこでブルターニュのとあるお宅を訪ねてみました。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年2月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
家族揃っての食卓。なんだか密な感じするけど大丈夫か?なんてすぐに気になる。
お部屋の中はクレープの匂いと薪の匂いでいっぱい。聖燭祭はいつもこんな感じなんだそうです。
「甘いクレープが食べられてとても嬉しいです」と女の子。
「作るのが楽しいし、食べると美味しいからクレープが好きです」と男の子。
このお宅にはクレープ焼き器が2台もあります。どうやらおばあちゃん用とお母さん用。電気で熱くなります。
「温度の調整が楽ですし、フライパンより薄く焼くことが出来ます」とおじいちゃん。
生地は、まず玉子と牛乳を混ぜ合わせ、砂糖と塩少々を加えてさらに混ぜ合わせます。そして一気に小麦粉を足してかき回します。
泡立てるように混ぜてはいけないらしい。そんなことをしたらゴムのようになってしまうそうです。
こちらのお母さん、小さい頃はこの生地をこっそりスプーンですくって食べていたそうです。
さっそく、おばあちゃんがお孫さんに焼き方を教え始めました。
「娘は10才のときには自分で焼いてましたから、この子も自分で焼きますよ」とおばあちゃん。
おお、キャラメルソースのクレープ、美味しそうですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、父がピッツァの箱を暖炉の炎の中に放り込んだ。中身が入っていたのに・・・」
VDM(Vie de Merde)より
フランス伝統のパン [フランスのグルメ]
6人以上の会食は禁止になっているフランスで、マクロン仏大統領が、PCR検査で陽性になった日の前日、エリゼ宮、つまり大統領官邸で10人くらいで会食していたという記事が出ていた。
とは言っても、集まったのは首相などの側近や政治関係者ばかり。おまけに、だだっ広いレセプションルームに長いテーブルを置いて着席し、人と人との間は1.5メートル空けていたらしい。
しかもマイクを使って話し合いをしたというから、どこぞのステーキ屋でタレントを交えて会食したというのとはちょっと状況が異なる。フランスでも非難轟々というわけではなさそうだ。
それにしても菅さんが、もし緊急事態宣言発令となって会見を開き、ご協力をお願いしますと言ったら、皆ついていくんだろうか?
どうせまた表情一つ変えず、原稿を読み上げて終わりってな感じなんだろうなあ。一体誰に話しかけてるんだ?って思ってしまう。
自民党内の権力闘争の末にぽろっとなっちゃった人だからなあ。別の人だったら今どうなっていたのか?
それはさておき、本日はフランスのパン、バゲットのお話です。
パン兼ケーキ屋さん協会が、このバゲットをユネスコの世界遺産に登録しようと動き始めたようです。
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
バゲットのお話の前に、あのクスクス料理が世界遺産に登録されたそうです。申請したのは、アルジェリア、モロッコ、モーリタニア、チュニジア、そしてフランス。見ると食べたくなる〜。
この登録が影響したのかどうかは知りませんが、バゲットも登録を!と言い出したのがパン屋さんたち。
フランスで年間100億本が食べられているというバゲット。食べるためにちぎるとパリパリっと音がして、いい香りも漂ってきます。
「パテと一緒に食べますよ。鴨のムースをその上にのせてね」と男性。
くぅ〜、うまそう!
日本なら全部袋に入れて持って帰りますが、フランスはなぜか手でもつところだけ袋や紙で包みます。非衛生的といつも思うけど、それがあちらのやりかた。
そして一口にバゲットと言っても最近は色んなものが登場しているため、伝統が損なわれるのでは?と心配した協会が動きはじめました。
本物のバゲットはこちら。外側はかりっとした焼き上がりで、中はご覧の通り蜂の巣状。
「これだけのものを作るには10年はかかります。しかし、大量生産が始まったことや世界的に食べられるようになったことで、このバゲットが危機にひんしているんです」と協会の方。
1965年にはすで懸念されていたことでした。
「大量生産のものとパン職人が作ったものは同じではありません」と白黒映像の中の男性。
こちらのパン屋さんでは原点に戻ってバゲットを作っているそうです。
「小麦粉、水、イースト菌、塩、この4つだけしか使っていません」
生地ができたらそのまま24時間冷所で放置。発酵した生地を成形して、240℃のオーブンで18分ほど入れて焼きます。
こうして出来たのがフランス伝統のバゲットです。バターをつけて食べるとさらにその美味しさが増します。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、コロナ感染でお客が来なくなったピッツェリアで働いている。お客が一人お店にやってきていった。『あまり焼きすぎてないバゲットを1本頼む』確かに2メートルほど先にパン屋が一軒あったっけ」
VDM(Vie de Merde)より
キッシュ・ロレーヌ [フランスのグルメ]
連休の最中、なかなか始められなかった押入れの上にある天袋の断捨離を決行。
足腰が衰えないうちに持ち物は少くしておくに限るということで、ほとんどが処分となる見込み。
結局、あそこは捨てられないから取っておくというものを置いておくだけの場所なのだった。
3分の2が書籍。紙の本はもう買ってはいけないとつくづく思う。電子書籍になれてしまうと、紙の本は重くてかさばるだけの困りものとしか思えなくなる。
さて、本日はグルメのお話。
猛暑の夏は、できるだけ涼しくスルッと食べられるものが中心になってしまうが、秋になると煮たり焼いたりと幅が出てくる。
その中の1つがキッシュ・ロレーヌ。フランスのパン屋さんで買うと、電子レンジで温めてくれたりする。
フランスのどこにでもあるシンプルな料理ですが、美味しく作るのは簡単ではないらしい。
美味しいキッシュ・ロレーヌとはどんなものなのか教えていただきましょう。
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月30日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
焼きたてのキッシュ・ロレーヌ。美味しそう。こちらはメスに暮らすボンノムさんご一家。
「見て良し食べよしというのが美味しいキッシュ・ロレーヌです」とフィリップさん。
「美味しさの決めては、まずはベーコンの香りです。その次に、この柔らかさ」と娘さん。
これを作ったのが一家の主フィリップさん。この日の朝、市場まで行って材料を揃えてきました。
こちらのお店で玉子を買いました。もちろん放し飼いの雌鶏が生んだ新鮮な玉子。そしてベーコンと生クリーム。
「私はチーズも使いますよ。その家によって作り方が色々あるんです」とお店の方。
それでは、ボンノム家のキッシュ・ロレーヌを作っていただきましょう。
まずは生クリームに玉子を入れて混ぜ合わせます。この地域では混ぜ合わせたものをミゲーヌというそうです。それにしても濃厚な生クリームですね。
次にベーコンをサイコロ状に切ります。
一方、生地を作るのはマダム。
「うちのは生地も自家製ですよ」
ベーコンをフライパンで炒めて生地の上にのせたら、ミゲーヌをたっぷり注いで、30分ほどかけてオーブンで焼いたらできあがり。
「一緒に飲むワインは、ドライでやや酸味のあるのがいいんだよ。それがつまりモーゼルワインなんだ」
うううぅ、美味しそう・・・。
近々、わが家でも作るぞ!生地は出来合いのを使っちゃうけど。それに、チーズは入れたい。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、超セクシーな男性社員が入社してきた。彼に名前を聞かれたので答えた。『ロレーヌよ。そう、あのキッシュと同じ(笑)』彼は一瞬にこっとしてすごすごと自分もデスクに戻っていった」
VDM(Vie de Merde)より