30ユーロで晩ご飯178 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ロワール川沿いのブリサック城のすぐ近くにあるホテル・レストランのシェフがチャレンジしてくれます。
最近は予算以内に収めるという条件の他に、毎回お題が出されるようになりましたが、今回は白を基調にした料理を作ること。どんな料理が登場するのでしょうか?
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月11日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはシェフのレジスさん。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずやってきたのはチーズなどの乳製品のお店。地元産のフロマージュ・ブラン(フレッシュチーズ)、生クリーム、白カビのチーズを購入。これが全部で7.60ユーロで残りは22.40ユーロ。
次は市場にやってきました。ここは魚屋さん。購入したのはなんとエイヒレ。とは言っても生です。どんな料理になるのかな?お値段が12.40ユーロ。かなりの額。残りは10ユーロ。
さて市場を後にしてやってきたのはイチゴ畑。シェフ自らがイチゴ狩り。その分、節約できるとか。
でも白が基調の料理のはず。イチゴは真っ赤ですぞ。いやいや、赤があるからこそ白が生きる。多めに見ることにしましょう。その代わり、もう一つの果物スグリは白にしました。他にも、ハーブやセロリなどの野菜も合わせて購入。これが全部で7.70ユーロ。
お買い物はこれにて終了。手元には2.30ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!
まずは前菜のリゾットから。
細かいさいの目に切った玉ねぎをお米と一緒に炒めてお湯を加えて火を通します。盛り付けはこんな具合です。クリストションという地元のチーズがトッピングされています。リゾットの具にはセロリやズッキーニも入っています。
次はメインのエイヒレ料理。
バットにエイヒレを入れ、水とハーブを加えオーブンで火を通します。火が通ったら身を取っておきます。次にソースのブールブラン(beurre blanc)を作ります。みじん切りにしたエシャロットを白ワインで煮詰めバターを加え混ぜ合わせます。付け合せのキノワ(穀物)の上にエイヒレの身を置いてソースをかけたら出来上がり。緑はフェンネルの葉。
最後はデザート。
フロマージュ・ブランをよく混ぜて水気を切り、ホイップした生クリームとスライスしたイチゴとスグリをのせたら出来上がり。
食事の飲み物は、もちろん白ワイン!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、歯よりも舌が真っ白だということに気がついた。ひょっとして僕はエイリアン?」
VDM(Vie de Merde)より