2年ぶりの開催 [ローヌ=アルプ地方]
コロナ禍で自粛の日々。
心から”遊んだ”という気分を味わうこともなく過ぎた2年あまり。
中止になっていた恒例のイベントが今年秋に再開されることになり明るい気持ちになってきた。これから少しずつ日常が戻ってくると良い。
さて、フランス東部のリゾート地アヌシーでは、8月6日、恒例の花火大会が開催されたそうです。
下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年8月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
おお、夜空に舞う光のマジック!花火とはよく言ったものです。
「感動しました」
「素晴らしかったです。見とれてしまいました」
「皆、目を見開いて釘付けでしたよ」
この2年の間静まり返っていた湖で、破裂音とともに大空に駆け上がっては光を放つ花火。気持ちがいいですねえ〜。
使われた花火は合計で7トン、7000発が打ち上げられたそうです。
例年と変わらない花火のほかに、こんな新種が登場しました。ドローンです。
伝統の花火が動なら、こちらは静。
光のワシが空に舞います。
「ポエティックで美しいすね」
「形を保ったまま移動できるなんてすごいと思います」
アヌシー湖も他の地域と同様に水不足に見舞われています。水面が一日辺り1センチ下がっているとか。
300機のドローンが、その湖の歴史と水の循環についての物語を紡いでくれました。
「アヌシーにとって自然について考えることはとても重要だと思います」
最後は豪快な伝統の花火で締めとなりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、だいぶ前から試してみたかったドローンを飛ばしに海岸に行ってみた。夕日を撮影しようとスイッチをいれると、ドローンは水平線に向かって飛んでいった。そして二度と戻ってこなかった」
VDM(Vie de Merde)より