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秋、麓に帰ろう! [トピックニュース]

 気温が30℃を超えると脳みそだけでなく身体全体がドロドロになって何もできなくなりますねえ〜。

 エアコンを入れてやっと溶けた脳みそがまた固まって思考回路が回復するのでした。

 読書の秋と言いますが、全くもってその通り。夏の暑さが続くようでは本を読むどころではないです。

 「気配」ではなく「本物」の秋に早く登場願いたし。

 そんなわけで、本日は季節が少し先を行くフランスのヴォージュ地方を訪ねてみましょう。

Paris_Munster.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス北東部のマンステール渓谷。この風景を見れば、夏が終わって秋が来たことがよくわかります。

 山の牧草地隊で暮らしていた牛たちを麓の牧場に戻す時期がいよいよやってきました。

 来た時と同じように帰る時も牛の首に立派なベルを取り付け、頭にはお花の冠をかぶせます。

 「生活にけじめをつけるための毎年の行事ですからねえ」と農家の男性。

 牛だけでなく行事に参加した女の子たちも特別の民族衣装を着て雰囲気を盛り上げます。

 この一大イベントを生で見学しようと大勢のハイカーたちも集まってきました。

 「自然を満喫しながら、この地方の伝統行事を見ることができます」と男性。

 「農家の仕事を実際に見学することができてためになります」と女性。

 牛たちの歩み、なかなか早いですね。途中には休憩地もあります。アコーデオンの音楽が疲れを癒してくれます。写真撮影なら今のうち。

 さあ、そろそろ休憩時間は終わり。麓の町に向かってまた歩き出しました。

 山の上から麓まではかなりの距離がありそうですが、午後には町に到着。ここでも大勢の人たちに迎えられました。

 「ベルの音がずっと鳴り続けてますねえ〜。通り過ぎた後も聞こえるような気がします」と女性。

 それにしても牛たちが皆同じ模様をしているのが印象的。

 白黒模様の牛は珍しくありませんが、なんだかここの牛たちのはエレガントな感じがします。ヴォージュ地方が原産の牛だそうです。

 そしてこの牛の乳で作られるのがマンステールチーズです。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、ガイド付きのハイキングツアーに参加した。歩いていると、地面に無数の穴が空いているので、一体、どんな虫の巣なのかガイドに聞いてみた。すると彼が言った。『これはハイカーの杖の跡ですよ』」

VDM(Vie de Merde)より



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30ユーロで晩ご飯73 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ミシュランの星を獲得し、ちょうど2週間前に開催されたG7サミットで公式シェフに選ばれた4人のうちの一人、シャビ・イバルブールさんがチャレンジしてくれます。

 バスク地方に因んだ晩ご飯を作ってくれるようです。ではスタート!

Paris_Biarritz2.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 空から見たビアリッツ。こんな感じになってるんですね。

 そしてこの方がシャビさんです。早速30ユーロを渡して、G7の食事を彷彿とさせる晩ご飯を作っていただきましょう。

 「G7みたいな料理となると30ユーロではちょっと厳しいですね。でもできるだけがんばってみましょう」

 まず向かったのは魚屋さん。メイン料理は魚料理のようです。

 並べられている魚の口の辺りには釣り針が・・・。網ではなく竿で釣られた魚のようです。

 「量より品質が大事ですからね」とシェフ。

 あれこれ迷って、結局、メルルーサを買うことにしました。これが14ユーロで残りは16ユーロ。

 次は八百屋さんにやってきました。バスク地方の辛くない唐辛子、果肉のしっかりとした地元産のトマト、若い玉ねぎ、ナス、ジロール茸、イチゴを買うことに。

 しかし問題発生。予算を大幅にオーバー。

 そこでシェフが、店頭に並んでいないトマトを八百屋さんに頼んで出してきてもらいました。

 つまり形や色は悪いけど、十分に美味しく食べられるトマトを買うことにしたのです。お値段は半額。

 そのおかげもあって、全部で13.57ユーロで手に入れることができました。残りは2.43ユーロ。

 最後は2.40ユーロ分の羊のチーズを買ってお買い物は終了です。残ったのは0.03ユーロ!かろうじてセーフ。

 では厨房で調理の開始!が、ちょっとその前に、菜園のペパーミントを摘んでいきましょう。デザートに使います。

 今度は本当に調理の開始です。まずメインの魚料理。

 フライパンでみじん切りの玉ねぎを炒めたら刻んだトマトを加えます。もう一つのフライパンではフライスした唐辛子を炒めます。別々に火を通すのがいいそうです。

 火が通ったところを二つを混ぜ合わせたらバスク地方のソースの出来上がり。魚の切り身はポワレします。あとは盛り付けるだけ。

 前菜は、火を通したナスにジロール茸とスライスしたチーズをのせて、ドレッシングをかけたら出来上がり。夏と秋の二つの季節が一皿に収まりました。

 最後はデザート。

 シンプルに苺をスライスしてペパーミントをトッピングしたイチゴのサラダ。

 ではお庭の木陰でいただきましょう!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、1日の仕事を終えて帰宅すると、夫が夕食のラザニアを作ってくれた。食べるとなんだかおかしな味がする。ベシャメルソースを作るのに赤ちゃん用の粉ミルクを使ったらしい。どうりで1歳のわが息子が沢山食べるはずだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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週末はロカマドゥールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はフランス中南部の村ロカマドゥール(Rocamadour)を旅します。パリからは列車なら5時間半、車なら5時間ほどかかります。

 高さ150メートルという岩山の断崖を利用して造られたお城や教会は見応えがあります。

 では出発!

Paris_Rocamadour.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ロカマドゥールが見えてきました。

 戦争の続いた中世の時代に、天然の要塞を利用して町がつくられたのでしょう。

 岩山の上は平らになっていてお城があります(青印)。今で言えばビルの屋上。ここまでは敵もそう簡単には登ってこられないでしょう。

 毎朝、ここから職場まで降りていくのが神父様。

 「ここから断崖にできた階段を降りて聖堂に向かいます」

 聖堂は70メートルほど下にあります(赤印)。眼下の眺めが爽快です。そして途中には洞窟があります。面白いことに聖堂への入り口は屋根裏。木骨の間を通り階段を降りると小部屋に到着。ここでミサのための法衣を身につけます。

 こちらは聖堂の中にあるノートルダム礼拝堂(緑印)。ここには黒い聖母が祀られています。黒い聖母は船乗りの守り神です。

 毎年ここで開催される宗教音楽祭の監督をしているエムランさんが施設を案内してくれます。

 「ここには8つの礼拝堂があります。礼拝堂は通常ひとつの教会の中にあるのですが、ここはこのように分かれてつくられています」

 その中の一つ、小さなサン=ルイ礼拝堂を見てみましょう(水色印)。ここに来るとサッカーの試合に勝てるとか負けるとか、そんなジンクスがあるそうです。

 村の散策はなかなか大変です。長い階段を上ったり降りたり。大きな荷物を背負った巡礼もいます。もうちょっと楽したいという方にはこちらのエレベーターがお薦めです。料金は4ユーロ。

 さて次は、岩山を離れウイス川に沿って移動しましょう。しばらく行くと見えてくるのが水車小屋Moulin du Caoulet(黄緑印)。ここではトラウトの養殖が行われています。ジャン=リュックさんは50年も前からこの仕事を続けています。

 「ここには2種類のトラウトがいるんだよ」

 どうやらここで釣りを楽しむことができるようです。おじさん、アルカンシエルと言っているのでニジマスですかね?ポワレして食べたら美味しそう!

 旅人さん、小さめのトラウトを釣ってお土産にしたようです。

 さあ、次はこちら、ヤギです。こちらの茶色のヤギはこの地域だけで育てられているらしい。このヤギの乳で作られるのが村の名前と同じロカマドゥールです。コクがあってトロリととろけるチーズです。もちろん生産者のお店で幾つか購入。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。こちらがその宿Domaine de Bel-Air(こげ茶印)。到着と同時に、トラウトとチーズをオーナーに渡しました。どうやらここで料理してもらうようです。

 「チーズはサラダに使います。そしてトラウトは香草をたっぷり入れた鍋で煮ます」とオーナー。

 あれえ、煮魚にするのかあ〜。お料理は良しとしてお部屋はどうなっているのでしょう?

 お部屋は全部で6部屋。この地方出身の有名人をフィーチャーしたお部屋になっているそうです。例えば、フランソワズ・サガンやレオ・フェレ。

 さらに、この宿には樹齢500年というナラの木があるそうです。この木の下で新鮮な地元の食材を使った料理をいただきます。

 お腹いっぱいになったらちょっと自然の中を歩いてみましょう。少し歩くとこんな池がありました。知る人ぞ知る穴場。水温は15℃。のんびり泳いだら木陰で一休み。

 しばらく滞在したいところですが、これは週末旅。帰るまでにもう一度ロカマドゥールに戻りましょう。

 こちらは女優のコリーヌさん。カフェ劇場Côté Rocherでほぼ毎日ショーを上演しているそうです(紫印)。

 「もとは両親がパン屋を営んでいたんですが、演劇が楽しめるカフェにしました」

 目の前には岩壁。洞窟もあって夏は涼しいそうです。そしてこちらが劇場。コリーヌさん自らがステージに立ちます。

 さて今回の旅の費用は、宿泊代が60ユーロ、トラウトとチーズが10ユーロ、エレベーターが4ユーロ、食事とショーが25ユーロで、締めて99ユーロ((約12,000円)でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、新しい彼女の家で週末を過ごすことになった。彼女、たまにしか歯を磨かないらしい。歯磨きがチューブの口で固まってた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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夏の終わり [トピックニュース]

 9月6日午後のフランスの天気予報が→こちら

 ノルマンディーからブルターニュにかけては最高気温が20℃を下回っています。

 地中海側に移動するにつれ気温が上がっていきます。南はまだ夏、北は秋、そんな感じです。

 フランスは日本より少し先に季節が進んでいるようです。北東部の町ロンバ(Rombas) を訪ねてみましょう。

Paris_Rombas.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 9月5日、ロンバの朝。気温は12℃〜14℃。涼しいというより寒いですね。

 9月からまた通学が始まった子供たちは、どの子も長袖。中にはダウンジャケットを着ている子もいます。

 「だって寒いんだもん」と女の子。

 「暑いわ!(笑)」と少々薄着の女の子。

 「寒いわよ!」と別の女の子。

 「昨日はそうでもなかったですが、今日は寒いですね。特に朝は冷えます」とお母さん。

 こういう時は風邪を引きやすいですから気をつけたいですね。

 こちらは青空市場のカフェで朝食を取る方々。

 「確かに今朝は寒いわねえ」と女性。

 しかし、八百屋さんに並んでいるのは、まだ夏の野菜や果物ばかり。

 「茄子やズッキーニなど夏の野菜はまだまだありますよ」とお店の方。

 立派なスイカ。お店の人がビタミンがたっぷりとおっしゃってますが、スイカにビタミンありましたっけ???

 八百屋さんの向かいには鶏肉屋さん。気温が下がったせいか、お客様のお料理の方も夏とはちょっと違ってきました。

 「ぐっと冷え込みましたからねえ。鶏の煮込み料理なんかが多くなってきましたねえ」と店主。

 そして、洋品店では夏物の在庫処分です。

 「秋冬物の前に夏物を販売するのは今日が最後になりそうです」とお店の方。

 この時期に夏物を安く買って、来年の夏に備えるという手もあります。特に日本は10月から消費税が10%になりますからねえ〜。

 それはさておき、このロレーヌ地方では朝晩は冷え込むようですが、午後は日差しも出て、秋分の日までは夏のような日が続くそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、夏か秋かわからないこの気候では、服装に困ります→こちら


VDM(Vie de Merde)より


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判決下る [地方の小さなできごと]

 涼しくなったのはいいけど、なんだか中途半端。スッキリしません。

 エアコン入れるには涼しすぎるし、入れないとちょっと暑く感じる。しかも天気予報を見ると今日から一週間くらいは30℃越えの日々が続くらしい。

 10日は35℃などという数字が記されています。恐ろしい・・・。予報が外れることを祈ります。

 さて、田舎の島で飼われているモーリスという名の雄鶏が、鳴き声がうるさいと訴えられたという事件を紹介しましたが(正確にはモーリスの飼い主が訴えられた)(以前の記事は→こちら)、9月5日、予定どおり判決が出ました。

Paris_IledOrelon.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 モーリス、高らかに鳴いています。勝利の雄叫びか?

 どうやらこのまま飼い主さんと一緒に同じ場所で暮らしていけることになったようです。

 つまり、裁判所はモーリス側に非はないとして訴えを退けました。

 仲間とともに祝杯をあげる飼い主のコリーヌさん。

 「皆さんに応援してもらって元気が出ました。それに今はホッとしています。絶対に勝って家に帰るぞと思っていました。そして、モーリスにはずっとここにいていいのよというつもりだったんです」

 訴えを起こしたのは、コリーヌさんの隣の家にやってきた夫婦。

 リタイアした夫婦は静かでのんびりした田舎で、バカンスを過ごすために家を手に入れたようです。つまりは別荘。

 ところが、実際に来てみると毎日早朝に雄鶏の鳴き声で起こされます。これは堪らないと訴えを起こしたようです。

 「田舎に住みたいのだったら、文句など言わないで田舎の生活に順応しなくてはいけないです。それができないのだったら他に引っ越すべきです」とコリーヌさん。

 厳しいですね。

 この地域では一般の家庭で鶏を飼うのは普通だそうです。昔から続いてきた習慣らしい。

 そこへよそ者がやってきて「うるさい!」となったわけです。

 「私は毎朝隣の家から雄鶏の鳴き声が聞こえてきたら幸せな気分になるよ」と男性。

 「鳥の声やセミの声など自然の中で聞こえてくる音に文句を言うなんて普通じゃないと思いますよ」と女性。

 裁判所は訴えを棄却しただけではなく、訴えた側に損害賠償としてコリーヌさんに1000ユーロを支払うよう命令したそうです。

 訴えたばかりに損害賠償金も払わなくてはならないとは!

 一方、フランス国内では似たような裁判があちこちで起きているようです。

 先日は、数十羽のアヒルを飼っている人が、都会から引っ越してきた隣人にうるさいと訴えられたというニュースもありました。その行方も気になります。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、6歳になるわが息子を喜ばせようとトイストーリー4を観に行った。残り15分頃になって突然、音がしなくなり会場が静まり返った。そして息子が言った。『ママ、家に帰ったらダウンロードできないかな?』


VDM(Vie de Merde)より


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子供の名前2019 [トピックニュース]

 外は涼しくても室内はどことなく暑い、この時期は毎年そんな感じ。

 夏の暑さが本当に去ってくれるまではまだまだ時間がかかりそうです。

 さて、新学年が始まるフランスでは、この時期になると必ず登場するニュースが今年人気の子供の名前。

 どんな名前が人気なんでしょう?

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス北部の都市アラス(Arras)にある産科医院。

 こちらの女の子は先週の日曜日に生まれたばかり。でもすでにパパとママから素敵な名前をつけてもらいました。その名は、レオンティーヌ。

 今年はどうも、少し前の懐かしい名前をつける傾向があるようです。日本人にはちょっとわかりにくいですね。

 「この名前が気に入ってるんです。ちょっと男の子っぽい名前ですが、馴染んでくれると思います」とパパ。

 「面白い名前でしょう。なので、個性的な子に育ってくれるんじゃないかしら」とママ。

 ちょっと変わった名前をつける人もいれば、普通の名前をつける人もいます。

 こちらは同じ産科で一週間前に生まれた男の子で、名前はシモン。

 「短くてシンプルな名前の方がいいと思ったんですよ」とママ。

 さて、ここは保育園。ここに来ればどんな名前が人気なのか一度でわかります。

 女の子は一位がエマ、二位がジャッド、三位がルイーズ。

 男の子は、一位がガブリエル、二位がラファエル、三位がレオ。

 でも個性的な名前の子もいます。こちらの男の子はアモというそうです。この中で一番短い名前です。

 「短い名前もあれば長い名前もあります。確かに、昔の名前がまた人気になってますね。エドガーとかラファエルとかね」と保育士。

 そしてもう一つの傾向が、国籍がまるでわからないような名前をつけること。

 たとえば、イナとかミラ。そしてマイクを持ったこの子の名前は マエだそうです。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、夫の仕事を手伝ったことで、一つわかったことがある。それは、あらゆるパスワードが元カノの名前だったこと

VDM(Vie de Merde)より



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高校生のファッション [トピックニュース]

 朝の通勤電車がまた夏前のような混み具合になり始めました。

 たかが2〜3分の違いなのに、駅の改札に近い車両に乗ろうとするからいけないのかもと思ったりします。ちょっと乗り方を変えてみるか・・・。

 さて、先日は新入学や新学年の始まるフランスの子供たちの準備の様子をお伝えしましたが、今度は学校が始まったばかりの、思春期を迎えた高校生のファッションについて見てみましょう。

 最近はこんなことになっているようです。

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 学校から出てきたばかりの生徒たち。どの子もパンツ姿。靴はスニーカーがほとんど。

 「腰の上まであるジーパンを着ています」と女の子。

 ネックレスにブレスレットもつけておしゃれしてますね。

 「私も腰の上まであるスキニーのジーパンに、上はサテンのブラウスを着てます」ともう一人の女の子。

 ジャケットがかっこいい。似合ってますねえ〜。

 それに最近は腰下までしかないパンツは流行らない?

 最近の定番は、大きめの手提げバッグに白のスニーカー、Tシャツはジーパンの中に入れます。

 このところ流行っているのがカット・トップ(cut top)。

 「短めのTシャツや、こんな風に短めのブラウスのことをカット・トップと言います」

 さらに、肩出しがお気に入りの女の子たちもいます。

 では男の子たちはどうなんでしょう?わりにファッションにはこだわりがあるようです。形というより色へのこだわり?

 「全体に調和のとれた服装が好きです」と男の子。

 どうやら赤が基調になってるようで、必ずどこかに赤を入れるようにしているらしい。

 男の子に人気のスタイルは、カーゴパンツにスニーカー、ロゴ入りのTシャツ。

 ちょっと前まではアイドルや映画スターからの影響が強かった10代のファッションですが、現代はSNSをヒントにおしゃれをする子たちが大半だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、そして高校生の時から、僕は抜け毛が多かった。普通なら洋服に猫の毛が付くところだけど、うちじゃあ猫の毛に僕の毛が付いてる![あせあせ(飛び散る汗)]

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屋上バー [トピックニュース]

 9月に入ってもしばらく残暑が続くようでがっくり(涙)。

 あまりに暑い日が続いたので、もうそろそろ終わりでいいんじゃない?と思ってしまいますが、自然は情け容赦ないですねえ〜。

 さて、フランスでは、最近、ビルの屋上のバーでお酒を飲むのがちょっとしたブームになっているそうです。

 日本ならビアガーデンですが、あちらはどんな感じなんでしょう?

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下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその中の一つ。やっぱりビアガーデン風。遠くにはライトアップされたエッフェル塔が見えます。

 ここはパリ市を取り囲むように走る環状道路(ペリフェリック)に近い地上107メートルのビルの屋上です。

 そもそもは駐車場ですが、夏の間だけ屋上にバーがオープンするそうです。

 ざっと見渡すと若い人たちがほとんど。

 「車の音も聞こえなくなっていい感じです」と女性。

 車の音は聞こえないでしょうけど、この音楽や人の声はちょっとうるさいんじゃないのかな???

 「眺めがいい。そこがいいんですよ」と男性。

 この数時間前の駐車ビルです。大きなトラックで運び込まれる大量の樽。ロゼワインが2,000本、ビールが5000リットル。これが約5日ほどで消費されてしまうそうです。

 利益を上げるためにはたくさんのお客に来てもらう必要があります。夜の9時から翌2時までの間に2000〜2500人のお客を見込んでいます。

 さらに、手頃な価格でお酒を楽しめることも大事。どうも2000円から3000円くらいで飲めるようです。

 テーブルと椅子は広告がわりに製造元が提供してくれたもので経費はゼロ。アルコールについても同様で、無料ということはないでしょうけど安くで仕入れているようです。

 「お酒も設備もブランドなしには成り立たない商売です」と屋上バーを展開してる企業の方。

 屋上バーの中には3ヶ月で約300万ユーロの売り上げを記録するところもあるとか。

 こちらはランスの4つ星ホテルの屋上。数年前に屋根を改造してバーに作り変えました。

 ここからはあの大聖堂を見渡すことができます。営業は11時から23時まで。40席が用意されていますが、毎日満席だそうです。

 しかし、すべてが成功しているわけではありません。

 こちらは同じランスの駐車ビルの屋上です。音楽もなければテーブルや椅子もなし。あるのはコンクリートの床だけ。

 こちらがビルのオーナー。

 屋上バーを2017年から2018年にかけてそれぞれ5週間ほど営業し、客数は合計8000人、50,000ユーロの売り上げがありました。

 しかし営業を続けることはできませんでした。

 というのも、近隣から騒音の苦情が出て、裁判沙汰になったようです。

 ここでバーをオープンすることができなくなったため、市街地から離れたところで再挑戦するつもりだそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、僕の新車の屋根の上で、カラスがクルミを必死になって割ろうとしているのを、僕は呆然と見つめていた [もうやだ~(悲しい顔)]

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30ユーロで晩ご飯72 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯。

 9月になってやっと戻ってきました!

 一応、ルールを説明しておきましょう。30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、ミシュランの星二つを獲得しているシェフ、クリストフ・プレさん。

 キュッと酸味の効いた料理がお得意だとか。どんな晩ご飯になるんでしょう?

 ではスタート!

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年9月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 パリのレストランLe Clarenceの厨房。ここから洗練された料理の数々が生み出されます。

 そのシェフのクリストフさんと市場にやってきました。30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずやってきたのが八百屋さん。前菜用に酸味の効いた緑のトマトを購入。

 「酸味は、なんというか、人の味覚を呼び起こしてくれると思うんです」とシェフ。

 さらにデザート用にレモンを6個、ライムを1個、フランボワーズを1パック、ジャガイモを1キロ購入。これが合計で12.30ユーロで、残りは17.70ユーロ。

 次はこちらのお店でハーブを購入。シブレット、ローズマリーなど5種類のハーブで合計5ユーロ。残りは12.70ユーロ。

 次は魚屋さんでメイン料理に使うサバを購入。これが5.37ユーロで残りは7.33ユーロ。

 さらに乳製品のお店でフェタチーズ100グラムと生クリーム一本を購入。二つ合わせて6.21ユーロで、残りは1.12ユーロ。

 まだ少しお金が残っているので、最後に茶色のマッシュルームを2つ購入。これが0.54ユーロ。

 結局、0.58ユーロを残してお買い物は終了です。では厨房に戻って調理の開始!

 まずは前菜のトマトサラダ。

 シェフが作るとこうなります。ハーブのドレッシングに緑のトマト。赤いのはフランボワーズで、白いのはフェタチーズ。

 次はデザートのクレーム・オ・シトロン。

 レモンの皮をむき、レモン汁と一緒に生クリームに入れ温めます。これを冷蔵庫に入れて1時間冷やしたら、フランボワーズをのせ、最後にオリーブ油をさっとひとふり。これで出来上がり。

 最後はメイン料理の、潰したジャガイモとサバのグリル。

 まずはサバを三枚におろし、フィレを一口大にスライスし焼きます。ジャガイモは茹でて潰します。

 鯖のアラを煮込んでフュメ(出汁)を作り、刻んだハーブとライムの果肉を加えておきます。

 浅い銅なべに潰したジャガイモ、サバ、スライスしたマッシュルームの順にのせ、最後にフュメをかけたら出来上がり。

 さっぱりした夏向きの料理でした。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、上司を夕飯に招待した。テーブルに着く前に、5歳になるわが息子に手を洗わせるために、食事の前には何をする?と尋ねた。すると息子が言った。『食前酒を飲む!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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Bic [メイド・イン・フランス]

 1ヶ月半くらい前、最寄り駅の駅前通りにあるパチンコ店がもぬけの殻になって、数名の作業員が中で何かやっている。

 改装でもするのかなと思っていると、そのうち看板まで取り外されてしまった。

 もう何十年も前からあそこにあったパチンコ店がついに閉店。理由のほどは分からない。

 通りを歩くたびにがらんどうになったビルの一階をちらっと眺めては、これからどうなるのかなと思っていたら、どんどん中の様子がきれいになっていき、つい10日くらい前に誰もが知っているコンビニの看板が取り付けられたのだった。

 そしておととい、駅前でオープンのティッシュペーパーを配っていました。

 駅前通りにはすでに2軒のコンビニがあり、これで3軒目。しかもそれぞれ50メールほどしか離れていません。

 駅前にコンビニが3軒も必要か???大いに疑問。

 それはともかくとして、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。来週は大丈夫そうです。

 本日はボールペンのお話。

 大量生産、大量消費のボールペンでメイドインフランスと言えば、Bic。その工場を訪ねてみましょう。

Paris_Montevrain.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 世界中で1500億本も販売されているBicのボールペン。その生産現場がこの工場です。

 地図を見るとディズニーランドのすぐ近く!

 ボールペンの構造は超シンプル。15日ほどで完成するそうです。しかし、その心臓部分のペン先には細心の注意が払われます。

 「ここにこの粉を入れると、ここからボールが出来上がって出てきます」

 ここでつまずいてしまうと全てが台無し。そのため70回ものチェックを経てペン先の完成となるそうです。

 例えば、このように不完全なボールが混じってないか目でチェックします。この仕事、かなり疲れそう。

 次は、このボールの取り付けられたペン先がきちんとインクを出してくれるかどうかをチェックします。これもまた疲れそうなお仕事。しかも目が回りそう。でも、これでおかしいのがあるとすぐに分かるらしい。

 ペン先が完成して仕舞えばあとは簡単です。筒とキャップは機械がどんどん製造してくれます。

 キャップの先端には穴が空いています。なぜに穴が空いているのか?理由がちょっと驚き。

 かつて間違ってこのキャップを飲み込んでしまった人が窒息しそうになったとか。そうならないように穴が開けられているそうです。

 ボールペンの色は、青、赤、黒、緑の4種類。しかし、売り上げの60%が青だそうです。

 ボールペンが出来上がったところで、一本でどこまで書けるのか試してみました。

 「書けない・・・書けない・・・やっぱり書けない!これで終わり!!!」

 確かにポールペンって本当に書けなくなったことが分かるまでに少々時間がかかりますね。

 というわけで、一本で293ページ書けたそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、職場で鼻血が出た。同僚にはあまり暑いと時々鼻血が出るのだと言っておいた。とてもじゃないけど、ボールペンで鼻をほじくっていたなんて言えません[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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