外出禁止でブランチ97 [お料理実践編]
ミシガン州のデモには呆れましたね。ソーシャルディスタンシングを実践していたって言ったって、あんな大声でわめいていたらあまり役に立ちそうもない。
一部の人たちだけらしいですが、あれじゃあ2密(密集・密接)+飛沫で最悪の条件。あんなのが日本で起きていなくてよかったあ〜。
それはともかく、一人一律10万円支給って、なんだか郵送とか言ってましたよね。申込書を郵送するとかなんとか・・・。
そんなことしてすぐに支給できるんだろうか?すごく疑問。世田谷区の住人ですがマスクも届いておりませんよ。なんだかあまり役に立ちそうもないマスクだけど。
さて、月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。今回もスペシャル版。パリのパティシエがリッチなブランチを作ってくれます。
ではスタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがパティシエのヤンさん。生まれて間もないお子様がいらっしゃるようで、可愛くて仕方がないようです。いじけたように猫ちゃんが後ろを方を通過して行ったような・・・。
まずはコーヒーを一杯飲んでから取り掛かりましょう。
カラフルな材料がテーブルに並んでいます。ちょっとワクワクしますね。朝食と昼食が一緒になったブランチ。どんな料理が登場するんでしょうか?
まず一つ目は、ルバーブとブランボワズのクラフティ。
さくらんぼを使ってるつくることが多いですが、ヤンさんのクラフティはルバーブとフランボワズを使います。ルバーブの筋の取り方にはコツがあるようです。生地ができたら材料をのせて20分ほどオーブンで焼きます。
二つ目は、野菜を使ったタルトフィヌ。
野菜を切ったらニンニクとタイムと一緒にバターで炒めます。これをパイ生地の上にのせてオーブンで焼きます。
三つ目は、キュウリのジュース。
なんだかまずそうな気がしますが大丈夫かな。
「キュウリには水分が大量に含まれていて独特の香りがします。そこにライムの酸味とスッキリするミントを加えるんです」とヤンさん。
ああ、そいう味ですか。でも飲んでみないことにはわからないですね。
四つ目は、果物と一緒にカリカリっとした食感を楽しみましょう。
ドライフルーツを加えてグラノラを作ります。蜂蜜が隠し味。天板に平らに伸ばしてオーブンで焼いてカリッとさせます。ボールにギリシャヨーグルトを入れ、スライスしたキウイ、グレープフルーツ、リンゴをのせます。最後にグラノラをトッピングして出来上がり。
そして最後は、パンにつけるソースを用意します。
ヘーゼルナッツと一緒に温めた生クリームをチョコチップの入ったボールに注いで混ぜ合わせたら、トーストしたブリオッシュにかけます。
これで贅沢ブランチの出来上がり。野菜のタルトフィヌにはスライスした野菜を飾るといいそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、事故で傷めた車を修理に出しに行った。外出禁止の中、久しぶりに外に出たら、ディスニーランドに来たような気がした」
VDM(Vie de Merde)より
外出禁止の街15 [イル=ドゥ=フランス地方]
3月の頭に少しずつ自粛が始まって以来、すでに数ヶ月が過ぎたような気になっていましたが、実際は1ヶ月半ほど。何だか時間が急にゆっくり過ぎていくようです。
感染者増加がなかなか止まらないのでイラッとしてきます。専門家の話によると3月の連休での人と人の接触が未だに影響しているとか。すぐに結果を期待してはダメですね。根気よく続けることが大事。
当方は完全在宅勤務で2週間(しかも忙しい)。食料品や日用品の買い出しに出かける以外は外出せず。一昨日と昨日は一歩も自宅から出なかったので10割減!ちょい運動不足。
しかし、大型連休前に一度会社に行って、片付けておかなくてはならない案件がある。電車に乗りたくないなあ〜。車で送り迎えしてくれないかなあなん思ったりしますが、高齢者故ダメ。早朝に行って手早く済ませて帰ってこよう。
さて、日曜日恒例の週末旅はコロナウィルスが収束してくれないとできません。本日もまた外出禁止の街シリーズの続きです。
今回はパリから車で1時間足らずのところにある小さな村バルビゾン(Barbizon)を訪ねます。あのパルビゾン派で知られる芸術家の村です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今日は在宅勤務のペルノーさんが紹介してくれます。
夜明けのバルビゾン村。印象派の絵のような風景が目の前に現れます。
小さな村のメインストリーとは春の花に彩られ、静まり返っています。
こちらは村の墓地。1ヶ月ほどの間に伸び放題になっていた雑草を取り除いています。
あっ、この男性も手作りマスクですね。最近、柄物が普通になってきました。
「外出禁止でこうなっちゃったんで手入れをしているところです」
村のあちこちにある花壇の花も終わりが近づいてきたようです。
「春の1ヶ月が失われてしまいました。バルビゾンは観光地ですが、レストランも閉まってますし観光客もほとんど現れませんでした」と村長さん。
インタビューも距離を置かなくてはならないですね。マイクに棒が取り付けられていました。
でも、もうちょっと離れた方が良さそうな気が・・・。2メートルは空けた方がいいそうですよ。
村の小さな教会では一組の結婚式が予定されていましたが中止になってしまいました。こちらがそのカップル。
「中止、いや延期になりました。できる日が来ることを期待してます」と男性。
女性の手には結婚指輪。9月頃に式が挙げられるようにスケジュールを組み直しているそうです。
レストランは閉まっていますが、食料品など生活に必要なものを販売しているお店は営業をしています。ここはお肉屋さん。
「通りは静まり返っていますが、村は元気ですよ」とお肉屋さん。
「マスクはどうしたんですか?」と取材班。
「ああ、マスクかい・・・あるけどねえ、あまりし慣れないからねえ」とごまかし気味の高齢者。
お歳は95歳だそうです。元気ですね。毎日、散歩がてら買い物をして帰っていくそうです。ちゃんとマスクはしてね。
しかし、家から一歩も出られない高齢者もいます。そんな人のためにお買い物を届けているのが村役場で働くマリーさん。
「一人暮らしで、外出はしたくない方なんですよ」
荷物は離れたところに置いておきます。
「村の人たちは皆良い人達ばかりですよ。でもね、こんな状態でしょう。人とはあまり接触しないほうが良いと思うの」と高齢者。
小さな村はきめ細やかなサポートができるところが良いですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、在宅勤務。大切なお客様とオンライン会議をしていると、突然、同居人の彼が入り込んできて言った。『めかしこんで、なんでこいつらと話してるんだ?!』」
VDM(Vie de Merde)より
外出禁止の街14 [ラングドック=ルシヨン地方]
わが家では一律一人10万円支給について意見が真っ二つに分かれております。
相手は「困っている人にだけ、それなりの額を支給するべき」と言い、こちらは「どこでどうやって区別するんだ?そんなことしてたら手続きが大変で支給が遅くなってしまうだけ」と言う。
相手は納得したのかしないのか、うやむやな決着となりました。そこであれこれ考えて、こんなのはどうかな?
どうせオンラインで受け付けるだろうから、名前やら住所やら諸々の情報を入力したら、最後に「頂く」のボタンと、「寄付する」のボタンがあって、好きな方を選ぶ。
10万円は困った人に使ってくださいと思う人は「寄付する」をクリック、ちょっと苦しいし出費もあったのでいただきたいと思う人は「頂く」のボタンをクリック。
で、「寄付する」のボタンを押した分の金額をリアルタイムで発表する。寄付額は医療関係の方々のためとか本当に困っている人のために使う。どうかなあ〜。
それはさておき、本日は外出禁止の街シリーズの続きです。
毎年、春になると登場するフランス南部の町コリウール(Collioure )を空から見てみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
年間300日以上が晴れというフランス有数のリゾート地コリウール。
上から見ると、本当に美しいですね。しかし、動いている人影は見かけられません。
日光浴におあつらえ向きの海岸は立ち入り禁止。飲食店のテーブルと椅子が無造作に重ねて置きっぱなしになっています。
復活祭のバカンスの時期には、大勢の人たちがテラスでくつろいだり、中には海水浴を楽しむ人もいるくらいなのですが、今は静まり返っています。
ピンクの屋根と地中海の青、そして丘を覆う緑。
ビーチにはカモメ。等間隔で海を眺めています。ソーシャル・ディスタンシング?
「泳ぐのは禁止になりましたし、あそこまで行くのもダメなんですよ。人一人いなくて落ち着かないです」と女性。
島のてっぺんにあるのはサン・ヴァンサン礼拝堂。いつもは遊歩道を歩いてやってきた観光客で賑わっているのですが硬く扉が閉じられています。
海に突き出したシャトー・ロワイヤルもいかつい感じ。
この時期、毎年13,000人ほどが復活祭のバカンスを過ごすためにコリウールにやってくるといいます。
今年は別荘を持っている人たちが数えるほどきているだけ。
「ひどい状況のパリで過ごすよりこの別荘で過ごす方が快適ですよ」と男性。
ああ、このご夫婦、感染を拡大させる原因の一つになっているコロナ難民。困った人たちです。
でも、ほとんどの別荘がご覧の通り留守状態。町の路地も閑散としています。
お昼を食べようとやっと見つけたのがこのお店。急遽、テイクアウトの料理を出しているとか。どこも飲食店は大変です。
さて、コリウールの丘の裏側にはブドウ畑があります。もちろんワインを作るためのブドウ。
観光客の激減でワインの販売が落ち込みました。今年ワインを作っても売れるかどうか心配です。
どうにか夏までにはウィルス騒動も収束してくれるといいのですが・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ご馳走を作ると言って買い物かごを手に出かけようとするママを止めたら怒り出した。『だって、復活祭なのよ!!!』ママ、ウィルスに復活祭の休暇なんてないのよ」
VDM(Vie de Merde)より
がんばれ運転手! [トピックニュース]
昨日、自宅から10分ほど歩いたところにあるスーパーでトイレットペーパーを入手することができてホッとした。
そのスーパー、しばらく休業していたようで、何が起きたのかなと思ったら、従業員自身ではなく、その家族がコロナウィルスに感染したとかで営業を自粛していたようだ。
2週間の休業は痛かったろうなと思いますが、ここでクラスターが発生したとなったらダメージはもっと大きかったかもしれません。
狭い店内にごちゃごちゃと商品を陳列している他のスーパーに比べると、そこはわりに余裕のある店内で、必要な時には来ようと思っていたので再開して良かった。
さて、フランスは厳しい外出禁止が続いていますが、生活必需品を買いに行く時は外出が許可されます。
ということは、その関連のお店は営業を続けていることになります。ということは、商品を流通させている人たちがいるということになります。
つまりそれはトラックの運転手。
多くのレストランが休業している中、これらの運転手さんのために営業しているレストランがあるそうです。その中の一つを訪ねてみましょう。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
大きなトラックがレストランの駐車場に入ってきました。ここは宿泊施設も付いているレストランLa Petite Auberge。
店の主人が出迎えます。運転手さんは顔なじみのようです。
外出禁止令下ではお客様を店内に迎えることはできません。店内はご覧の通りがらんとしています。
しかし、ご主人のミッシェルさんはキッチンで料理を作り始めました。特例でトラックの運転手さんたちに料理を出すことが認められているからです。
「マクロンが戦争だと言っていたけど、確かに戦争だね。食べるのもシャワーにかかるのも難しいくらいだからね」と運転手。
ミッシェルさんが通り沿いにお店をオープンさせてから10年になります。最近、運転手が困っているという話を聞いて、温かい食事とシャワーを提供することにしました。
「運転手がいるから私たちが生活していけるんです。彼らは我々のために食品を運んでいるんです。彼らがいなかったらスーパーなどのお店はやっていけませんよ」とミッシェルさん。
ウィルス感染を恐れてトイレやシャワーなどを使わせるのを断る店や施設が多い中、ここは自由に使うことができます。
「4〜5日シャワーにもかかってない運転手もいますよ。トイレもシャワーも使わせないなんてひどい話です」と奥様。
食事は店内は禁止なのでテイクアウト。運転席で食べなくてはなりません。
「暖かくて美味しい食事ができて、お店の主人と少しおしゃべりもできた上にシャワーも使えて言うことありませんよ」と運転手。
いつもなら1日100食以上を売り上げるお店ですが、今のところ12食ほど。外出禁止が解禁されたらお客さんがまた戻ってきてくれるといいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、タクシーに乗っている運転手が言った。『お客さん、何して暮らしてるんだい?』『ビデオの編集をしてます』と僕。『へえ、かっこいいねえ〜。で、将来はどんな仕事をするんだい?』・・・」
VDM(Vie de Merde)より
ボートで外出禁止 [トピックニュース]
このところ夕方の時間を持て余してしまうことに気がついた。
いつもなら、仕事が終わったらジムに直行。全部のプログラムを済ませて帰宅後、夕食という段取りなのですが、ジムが休館で行き場を失った。来月の6日までこの状態が続くらしい。
外出自粛をできるだけ短期間で終わらせるためには「8割減」が不可欠。でも、どうもそれが達成できていないらしい。
いずれ紙や印鑑(紙の契約書に印鑑なんてことやってるのは日本だけ)の時代は終わり、すべてデジタルになる日が必ず来る。それに、新型コロナウィルス騒動はこの数ヶ月で終わる話じゃなさそうです。
ちょっと大変でも、これを機にデジタルに移行し、在宅勤務を可能にすることを真剣に考えたほうがいいように思う。
さて、外出禁止が延長されたフランス、こんなところに引きこもっている家族もいるようです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
お馴染みの司会のペルノーさん、今は在宅勤務。ご自宅からの出演です。
今日は、川に停泊するペニッシュという細長いボートで外出禁止の生活を続けている家族を紹介してくれます。
復活祭翌日の月曜日。朝日が昇る時間です。
マルヌ川にはたくさんのペニッシュが停泊しています。重苦しい外出禁止令下の町とは別世界。
マルヌ川はこの先でセーヌ川と合流しますが、同じようにペニッシュの住宅が並んでいます。
その中の一つに宿泊している家族がこちら。
「私が家族に提案してこうなったんです。閉じこもるにはここが一番いいと思ったんです」
慌ただしい都会暮らしから少し遠ざかって、自然に囲まれのんびり過ごしています。
どうやらご夫婦と子供2人の4人家族のよう。うまくやっていけるように1日にいくつか課題を決めて、家族全員で挑戦しているそうです。
それにしてもたくさんのペニッシュが並んでますねえ〜。
いつもならバカンス用ですが、今回の外出禁止で借りる人たちが大勢いたようです。
お向かいの男性も同じ?ちょっと訪ねてみましょう。
あれえ、植木の根元にカモが巣を作っています。夜はカエルの声が聞こえてきたりもするそうです。
退屈したら、近隣の方々とエールを交わします。
これなら外出禁止生活をもう一ヶ月くらいはなんとかやっていけそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、そして外出禁止になってからずっと、中学1年と娘と一緒に、国語、数学、英語の勉強をした。おかげで2晩続けて学校に戻った夢を見た」
VDM(Vie de Merde)より
解除状況 [トピックニュース]
フランスの外出禁止は5月11日まで延長になりました。ざっともう1ヶ月ということですが、きついですねえ〜。
しかし、今、元に戻すにはやはり無理がある。WHOの感染者報告によると、4月13日までのフランスの感染者数は94,382人(うち増加分が1595人)、死亡者数は14374人(うち増加分が560人)。
数字だけ見ていると増加速度が遅くなってきたようです。ピークは過ぎたということか?
気をぬくと再び息を吹き返しそうなのがこのウィルスの怖いところ。何しろ症状がないまま感染している人がいるから厄介です。
ところで、最近になって、またお店にトイレットペーパーがないことに気がつきました。
自宅の在庫がなくなりかけてきたので買おうと思ったら、いつもの商品棚にものがありません。いつもなら山のように積まれているトイレットペーパーが空。
それはつまり、買いだめした人がいるということ。あれだけ品物は十分にあると言っているのに、どうして買いだめするかなあ。そのような行動はいますぐやめるべし!油断も隙もあったもんじゃない。
それはさておき、フランスを除く他の欧州の国々の外出禁止は、どのような状況になっているのでしょう?
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはスペインです。4月13日の朝から解禁となった仕事があります。製造業や建設業などテレワークができない職種のみ。
地下鉄の駅ではマスクが配布されていました。
「マスクは皆が必要としてますからありがたいです」と男性。
スペインでは少なくとも4月25日まで外出禁止が続くことになっています。
そしてイタリアは、5月3日まで続きます。しかし、今週火曜日からは書店や赤ちゃん用品店などが営業を再開しました。
一方、オーストラリアは4月14日から部分的に解除されました。400㎡以下の商店やホームセンターが営業を再開し、公立の公園も入園できるようになります。
その他の商店は5月1日から、ホテルやレストランは5月15日から再開されることになっています。
デンマークでは今週の水曜日から保育園から小学校までが再開されます。中学・高校の再開は5月10日に予定されています。
ノルウェーは中学・高校が4月20日、それ以下が4月27日に再開。
ドイツは外出禁止の解除が4月18日から始まる予定。ポルトガルは5月1日まで外出禁止が続きます。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、自転車で学校に行ったらひどく汗が出た。仕方がないからトイレの紙で首筋の汗をぬぐって授業にでたら、女の子に気づかれてしまった。Tシャツの首のところから見事にトイレットペーパーがだらりと垂れていた・・・」
VDM(Vie de Merde)より
外出禁止でアート [トピックニュース]
わが家の約1名が、コロナウィルス前とコロナウィルス後では、世界は全く違ったものになると盛んに言いながら議論をふっかけてくる。
こちらは目先の仕事で大忙し。そんなことを考えている暇はない!と言いつつ、確かに、前と後では同じなわけがないなと思う。
どんな社会になろうとも、今を乗り越えないといけないことだけははっきりしています。人との接触8割減を目指す!
さて、今日もWHOの報告をチェックしました。4月12日までの日本の感染者数は6,748人(うち増加分が743人)、死亡者数が98人(うち増加分が4人)。一方、フランスの感染者数は92,787人(うち増加分が3,104人)、死亡者数が13,814人(うち増加分が635人)。
じっと動かず家の中にいればいいだけなのですが、これがなかなか大変です。
そんな時間をなんとか楽しく過ごそうと、こんなことをしている人たちがいます。
世界的名画がこんなことに・・・。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フェルメール作「真珠の首飾りの少女」、マネ作「草上の昼食」、そしてあのマリアンヌの絵(タイトル省略)。
どれもみな教科書に登場する名画です。それがこんなんことに・・・。
「草上の昼食」は男性と女性が入れ替わっちゃってます(笑)。
アリアンヌの絵は一家総出で再現。ここまでするのにそれなりの時間がかかったでしょうねえ〜。
フェルメールの名画は少女が黒人男性になったりワンちゃんになったり。
皆さん工夫を凝らしながら名画を実写で体現しています。
こちらの女の子、ママと一緒に幾つも再現してくれています。
「唐辛子はオッケー、黄色の布も合格、背景はどうかな・・・」とママ。
再現するためには原画をよく見て研究しないといけないですね。
「時間を気にすることなくあれこれ試してみることができます。外出禁止も悪くないですよ」とママ。
こちらはイタリア人夫婦がつくったミニチュアです。ハムスターの小さなお家には名画が飾ってありますが、ちょっと違ってます。
そしてこちらは老後を過ごすブリジットさん。趣味でこんな写真を撮っているうちに、家の屋根裏にこんなものがあったのを発見。その結果、こんな詩心にあふれた写真が生まれました。
「朝起きるとストーリーを考えるんです。そして実際に台所のテーブルでいろいろ組み合わせてみる。写真を撮るのは午後になってからです。ちょうどいい具合に太陽の光が入ってくるんです」
なんだがホッとする写真ですね。
最後は、こちらの女性。カナダ旅行で撮影した写真を自宅や身近な場所で再現。なんだか笑っちゃいますね。
企画は、ロサンゼルスにあるJ・ポール・ゲティ美術館。興味のある方はこの美術館のツイッターへ→こちら。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、4週間も前から外出禁止を守って家にこもっている。ところがお隣のおじいさん、復活祭に女友達をいっぱい招待して、しかもビズまでしている。恐ろしい〜 」
VDM(Vie de Merde)より
外出禁止で晩ご飯96 [お料理実践編]
先週は、仕事は在宅で、買い物に出る時以外は外に出ていません。個人的には人との接触を9割減らして、コロナウィルスと戦ってます。今週も同様。
家にいる時間が多くなると、なんとなくネットやテレビを見る時間が増えて、ものすごい数のコロナウィルス関連の情報が嫌というほど入ってきます。これが本当に嫌になる。
マスコミが日替わりで異なる専門家に意見を聞いては公開する。これがまたアレヤコレヤと自分の意見が正しいかのごとくお話になる。しまいにゃあ、ならどうすりゃいいってんだ?!となります。
もうこれ以上、専門家に意見を聴く必要ないんじゃないのかな。余計なものが多すぎる。
結局、謎のウィルスの全貌が誰にもわかってないから推測の域を出ない。
さて、本日もWHOの感染報告をチェックしました。4月11日までの日本の感染者数は6,005人(うち増加分が658人)、死亡者数が94名(うち増加分が6人)。一方、フランスは89,683人(うち増加分が4,332人)、死亡者数が13,179人(増加分が987人)でした。
戦いの日々は続きます。こういう時、つくづく美味しいものを食べないとダメだなあと思う。
美味しいものを食べると、心も体もリラックスできます。幸い、月曜日恒例の晩ご飯シリーズはちゃんと放送があります。
今回もまた節約ではなく外出禁止中のスペシャル版。しかも、時は復活祭。一年に一度のお祝いの日です。
ミシュランの星1つを獲得しているイタリア人シェフがこの日にふさわしい料理を作ってくれます。
ではスタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
いきなり登場したのがニワトリ。
こちらはパリにあるシェフのご自宅。庭でニワトリを飼っているらしい。おかげで新鮮な玉子が手に入ります。
この玉子を使ってパスタを作ります。生地ができたらラップに包んで1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
その間に、冷蔵庫に蓄えてあった野菜で前菜を作ります。
野菜は皮をむいて、どれも千切りにします。ちょっとくたびれ気味の野菜をシャキッとさせるために、氷水にくぐらせます。色も鮮やかになるようです。ビネグレットソースを絡めてボールに盛り付けたら出来上がり。
次は冷蔵庫で寝かせてあった生地でタリアッテーレを作ります。最後はハンガーにかけて少し乾燥させます。
その間に、冷蔵庫にあったチーズと生クリームでソースを作ります。そして、パスタを茹でたらソースと絡ませ器に盛り付けます。パルメザンチーズをかけ、マーシュをトッピングしたら出来上がり。
最後はデザート。
マスカルポーネチーズを使ったティラミス。間にビスケットが入っています。
家族4人で仲良く召し上がってました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、今年初めに決心した通り、軽くパスタとグリーンサラダで晩ご飯を済ませた。そして・・・チョコレートアイスクリームを一パック食べてしまった」
VDM(Vie de Merde)より
外出禁止の街13 [ローヌ=アルプ地方]
自宅のiMac、会社の仕事をするようになってからというもの、やたら虹色の風車がぐるぐる回るようになってしまいました。
すでにコロナウィルスで命の心配があるというのに、この上、パソコンの命の心配もしなくてはならないとは・・・・(涙)。
本日もWHOの報告書をチェックしました。4月10日までの日本の感染者数は5,347人(増加分579人)、死亡者は88人(増加分3人)。
一方、フランスの感染者数は85,351人(増加分4,256人)、死亡者は12,192人(増加分1,339人)。
フランスのメディアの中には外出禁止解除の話も出てるようですが、こんな状態で解除できますかね。来週、マクロン大統領がどうするか発表するらしいですが、どう考えても延長ですよねえ〜。
さて、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。本日は、また外出禁止になった都市を空から見物するシリーズの続きです。
今回は、リヨン(+おまけのボジョレー)を見てみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはリヨンの中心地にあるベルクール広場。
多くの市民がここを通る時間ですが、ご覧の通りです。広場にあるルイ14世の銅像がポツンと立っています。
「今朝、起きて窓を開けたら小鳥のさえずりが聞こえてました。いつもの騒音が聞こえてこないんです。こういう状況にはちょっと複雑な思いがしますね」と男性。
川にかかる橋には車一台走っていません。ソーヌ川沿いの遊歩道を歩く人影も見つかりません。
川面はまるで鏡のように平で、波を起こすボートの姿はありません。それにしても美しい!
「これほど広い街だとは思ってなかったので驚きました。それに静まり返っているのでジオラマのようです」と女性。
こちらは旧市街。毎年200万人が訪れる観光の名所ですが人影はありません。
街の北側にあるテットドール公園の門は固く閉ざされ中に入ることはできません。
そしてオペラ座も休業中で静まり返っています。
リヨンから南仏まで続く高速道路7号線は、普段は渋滞しているのですが数台の車が余裕で走り抜けていきます。
また、毎日5000台の車が通過していくフルヴィエール・トンネルは、前を走る車を追いかけることもできません。
最後にリヨンから数キロのところにある村ボジョレーに立ち寄ってみましょう。
村のメインストリートを走ってみましたが、村人を発見することはできませんでした。
いつもの春とは違った風景でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、外出禁止で彼に会うことができない。キジバトのカップルがいちゃついているのを見ていたら涙が出てきた 」
VDM(Vie de Merde)より
景気の良い話 [トピックニュース]
在宅勤務は仕事にキリをつけるのがなかなか難しい。
メールを開いていると入ってきたメールについつい対応してしまって、気がつくととんでもない時間になっていたりする。
ここまで!と潔くメールを閉じる勇気が必要です。
本日もWHOの報告書をチェックしました。4月9日までの日本の感染者数は4768人(増加分511人)、死亡者は85人(増加分4人)。
一方、フランスの感染者数は81,095人(増加分3,869人)、死亡者は10,853人(増加分540人)。
今のところ日本はフランスのようなにはなっていないようですが、これから先、どのようになるのか・・・。
さて、新型コロナウィルスがメディアの話題になって以来、景気のいい話はとんと聞いたことがありません。
しかし、こちらの工場では、皆さん、ほくほく顔です。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらの工場で作っているのはダンボール箱。外出禁止令が出てから急に需要が伸びています。
納品先は娯楽用品の販売店。例年に比べて30%多いそうです。
「ネットでの注文が増えてるんだと思いますよ」と男性。
「皆、家に閉じ込められてますからね。ネットで買い物をするわけです」と別の男性。
ネットで受けた注文は個々のお宅に配達されるわけですから、商品を入れるこの箱が必要になるというわけです。
フル稼働の工場では人手が必要となり、4人を新しく雇い入れました。そして新しい機械も導入して間もなく稼働開始です。
この箱が必要なのは娯楽用品だけではありません。数ヶ月前から医薬品にも利用されるようになりました。
「これは人工呼吸器を入れる箱です。普通なら月に500箱ほどですが、今は2,000箱ほど製造しています」と工場長。
人工呼吸器の他にも薬品やワクチンなどの梱包にも使われます。
となると、仕事を休んでいる場合ではありません。いつものように45人の従業員が出社して働いています。
「病気になった人たちのお役に立っているかなと思いますよ」と男性。
ダンボール箱は食料品の梱包としても使われているそうで、こちらの工場では、しばらくはフル稼働が続くようです。
工員の方、耳栓もいいけど、マスクもしてね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、明日に引越しを控えて、最後の準備をしていた。しかし、夫は荷物の梱包を手伝ってくれない。『だって、ここで疲れてしまっては元も子もないからね』夫は2カ月後にマラソンに出場することになっている」
VDM(Vie de Merde)より